2011年2月26日土曜日

Reunion

今週、日本から友人が観光に来ていたので、一緒にいろんなところに出かけてきた。

博物館に行ったり、買い物に出かけたり、ニョニャ料理やシーフードを食べたり、夜のシンガポール・リバー・クルーズにも。改めて観光客の目でこの町を見てみると、意外と面白かったりする。


彼女と会うのは、かれこれ6、7年ぶりにもなるけれど、相変わらず明るくて個性的で一緒に過ごしてとても楽しかった。楽しんでもらえたかなぁー。

A friend of mine came for sight seeing and I went out with her this week.
We visited museums, went shopping, ate Nyonya cuisine and sea food, and also went on the Singapore River Cruise in the night. Seeing this city from a tourist's viewpoint again gave me an interesting experience, surprisingly.
Although we hadn't seen for 6 or 7 years, I really enjoyed spending time with her, who's always cheerful and unique. I hope she enjoyed too.

2011年2月15日火曜日

Girls' Talk over High Tea at Ritz

イギリスの植民地だったシンガポールでは、あちこちのホテルやカフェでもハイティーがある。
ハイティーとは、厳密にはアフタヌーンティーよりも遅い時間にとる食事を指すようだけど、あまりうるさく言うこともない、昼過ぎにスコーンやらサンドイッチをいただくのも、だいたいハイティーと呼ばれているみたい。
Raffles Hotel のTiffin Room、Capella Hotel のThe Knolls に行ったことがあるので、今回は Ritz に行って見ることにした。

Here in Singapore which used to be a British colony, high tea is on the menu of many hotels and restaurants.
Technically speaking, high tea is a meal served in the later hours than afternoon tea. But there's no need to be meticulous, having scones or sandwiches in the early afternoon is also called high tea here, it seems. As I've been to the Tiffin Room at the Raffles Hotel and The Knolls at the Capella Hotel, we tried out the Ritz Hotel this time.


まずは、パッションフルーツのmocktail(アルコール無しのカクテル)と、
XO醤サンバルソースでいただく海老煎餅から。(ああ、シンガポール!)
The course begins with a glass of mocktail of passion fruit
and shrimp crackers with XO-sambal sauce. (This IS Singapore!)

その次は、サーモンのパイ包み。
かなり食事感が強い。タルタルソースが絶品。
The second is a salmon pie with exquisite tartar sauce.
This is more like a meal than a snack.

紅茶、緑茶、フレーバーティー、コーヒーなどの中から、バラのお茶を選択。
I chose rose petal tea among a variety of drinks
including black teas, green teas, flavoured teas and coffees.

ハイティーといえば、これでしょう。サンドイッチにスコーン、プチケーキ。
Speaking of high tea, this is a must; towering plates of sandwiches, scones and petit cakes.

こっちに来てから初めておいしいと思ったホイップクリームにベリー。
Berries with whipped cream
which I think tastes so good for the first time since I've come here.

マンゴーのソルベ。抹茶ゼリーとナタデココが隠れてた。器がコーンの形でかわいい。
Sorbet of mango covering green-tea jellies and nata de coco
in a cone-shaped cup.
最後にまたケーキとチョコレート、クエ・ラピス(マレーのお菓子)のワゴンがやってきた。
もうお腹いっぱい!
 
At the last, a wagon loaded with cakes, chocolates and kueh lapis comes.
I was already full!

冷房が効きすぎて寒かったけど、ちゃんとパシュミナのストールを持ってきてくれるところが Ritz らしい。
女同士でGirls' Talk、約4時間止まらずに喋り続けたけど、まだ足りない感じ。


美味しゅうございました。

Inside the hotel was absolutely freezing with the conditioner. But the Ritz is the Ritz; they brought us pashmina shawls. Although we were chitchatting constantly for about four hours, it was not enough.

I really enjoyed the lovely dishes.

Old Ford Factory

今日は、Upper Bukit Timah Road にある「旧フォード工場」に行ってきた。
ここは第二次世界大戦中にシンガポールに進軍した日本軍に英国軍が降服した場所で、当時の経緯や日本占領下のシンガポールについての博物館。
日本軍がシンガポールにやってきて人々の心に大きな傷を作ってしまったことは隠し様の無い事実で、日本人としてそれを目の当りにするのはとても辛いことでもある。そんな過去なんか見たくない、と関心のない振りをすることだってできる。数年前、ある縁がきっかけで日本で平和のために活動している人達と出会った。本当の平和とは何だろうという思いをめぐらすようになった私は、事実を知らなければ何も始まらないし、世界に向けて発言することもできないと考えるようになった。それでもやっぱり重かった私の腰を上げさせたのは、同じ思いを密かに持っていた日本人の友達。

郊外の博物館まで彼女と2人、バスに揺られて約20分。到着した時、何か行事でもあったのか、物々しい軍服姿の人たちがちょうど出て行くところだった。緊張感が走った。
日本人の私達を見てどう思うだろうとドキドキしながら入り口の扉を開けると、そこに居たのはにこにこ微笑む中国系シンガポーリアンのおじさん。「どうぞ観てってくださいー」少し緊張が解ける。
中に入ると、日本軍が当時使用していた銃やランプ、自転車や日章旗、近年の日本の歴史教科書、占領下の写真やスケッチとともに、原爆投下後の日本軍の降服、731部隊、軍事裁判にいたるまでの事実がパネルとして展示してある。そこに私が見たのは、少し距離感のある視点からただ事実を伝ようとする姿勢で、もちろん戦争の狂気は感じられるものの日本に対する怒りなどは感じられなかった。展示の最後が「Taking History As A Lesson (歴史から学ぼう)」だったのは、本当に救われる思いだった。

展示室から出てきた私達を迎えてくれたのは、またまたにこやかなおじさん達。「あんたたち日本人かい?日本人にしちゃ背が高いねえ!映写室でフィルムも観るかい?」と、私達2人だけのために上映してくれた。

そのフィルムは、日本の占領時代をまとめたもので、実際の映像や体験した年配の方たちのインタビューだった。切り落とした首を持って笑う軍人の狂気じみた写真などかなりショッキングなものもあったが、一番胸に残ったのは、体験者の「原爆がなければ日本は止まらなかった」という発言だった。原爆が正当であるとは誰も心の底では思っていないと信じたいが、こんな発言をさせるほど当時の日本軍は狂気に満ちていたんだろうと想像はつく。そう、コッポラの「地獄の黙示録」で表現されたようなあの狂気。

さて、フィルムを観終わってタクシーを待っている間も、受付のおじさん達は私達の心の内を見通しているかのように終始にこやかで親切だった。こんな風に世界中が「戦争を憎んで人を憎まない」でいられたら、本当の平和になれるのかもしれないと思った。

2011年2月2日水曜日

Chinese New Year Eve Eve

2月3日、日本で言うところの節分が中国でのお正月。
ちょっと前の日本のお正月みたいにほとんどのお店が閉まってしまう。
みんな、親戚一同が集まってお祝いするため、鮑やなんかのご馳走を買いこむ。
パイナップルタルトとかエッグロールとかお菓子も一杯買い込む。
新年に、服や家財道具を新調すると縁起がいいということもあって
みんな町へ出て買い物をしまくるのがこの時期だ。






雰囲気を見てみようとChinaTownまで行ってみたら
それはすごい人出で、出店もいっぱい出ていて活気があって面白かった。









前々夜の今日から、マリーナで花火の打ち上げも始まった。
さあ、お正月。


February 3rd is Chinese New Year, as well as Setsubun in Japan.
Most shops will be closed as the New Year's Day in Japan a few years ago.
People buy in delicacies like expensive abalones to get together with all relatives for the celebration.
They stock up many snacks like pineapple tarts and egg roles.
This time of the year, everyone goes out to the town and enjoy their shopping spree, because they believe that new things like clothes and household items will bring a luck.
We went to feel the atmosphere in Chinatown where I really enjoyed with a huge crowd and so many stalls.
The fireworks began at the marina today. Now we're ready for New Year!