2011年3月2日水曜日

AOKI

オーチャードの伊勢丹の裏あたりにある「青木」という寿司屋にランチに行って来た。

なかなか美味しいお店らしいよ、と聞いていたので、店に到着する前から期待が膨らむ。
暖簾をくぐってドアを開けると「いらっしゃいませー」と、着物を着た店員に迎えられた。
友達が予約を入れていてくれたので、すぐ席に案内され、お絞りとお通しが出される。(この日は切り干し大根の煮物とサラダ)
お品書きを置いていった店員がすぐに注文を聞きにきたので、私は(あえて)松花堂を、友達はまぜちらし寿司を、それからビールを1本オーダーした。
すぐに、冷やした上品で小ぶりなグラスとともに瓶ビールが運ばれてきて、店員が注いでくれる。
暑い中を歩いてきたので冷えたビールは最高の味。

ほどなくして、注文した料理と温かい煎茶。

久しぶりの美味しいお漬物、生麩に炊き込みご飯
寿司屋だけあって、お刺し身は美味しかったけど、天麩羅はちょっと寂しい感じ?

今度はこっちを食べてみようっと

そして、デザート。再度お絞り、それにほうじ茶。

マンゴープリン、梅酒かん、桃のシャーベット

食べた後もおしゃべりをして2時間近く居座ったところで、女将らしい女性が来て「大変申し訳ないのですが、お待ちしておられるお客様がいらっしゃるので・・・」と(英語で)言いに来た。とても申し訳なさそうに言う。ちょうど、次の予定があったところでもあったので、すぐにお会計を済ませた。
お値段もそこそこするものの満足する内容だった。

何をくどくどと細かく書いてるんだ、と言われそうだけれど、日本だと当たり前のことなんだけれど、
実はこんなにサービスのいい店ってなかなかお目にかかれないのだ。
残念ながら、この国のサービスはかなりイマイチだ。高級店はまだマシだとしても、とにかく店員の愛想が悪い。というか、店に入っても放っておかれることも少なくない。レストランでもテーブルが今ひとつ汚かったり、食器が欠けていたりはしょっちゅうだし、料理の運び方が雑だったり、食べ終わった瞬間にさっと片付けられて気忙しかったりする。文化の違いとはいえ、やはり日本のおもてなしはすごいと思わされる。つまり、いやな気分になることが何もないとでも言えばいいのか、客として全てが自然に流れていく感覚でいられるので、とてもリラックスできる感じ。

ただひとつ残念だったこと。
最後の最後に見送ってくれた店員、まだ日本語に慣れてないんだろうな「ありがーしたー」と、ちょっとはすっぱになってしまってた。ま、何もかも完全というわけにはいかないわけで。ご愛嬌というところか。

5 件のコメント:

  1. ありがーしたー、ナイス!!!

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  2. かめちゃん2011年3月2日 12:52

    このお店の教育が行届いているんだろうね。
    日本だって、おかしな店たくさんあるもん。
    最後の店員の「ありがーしたー」、これを聞きに行ってみたくなったよ。
    彼?彼女?のこれからの日本語上達に期待だね。

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  3. >マンジウさん
    でもねえ、最後にガクってきましたよー。まだThank youって言われた方がよかったかもしれない。。。

    >かめちゃん
    だねえ。でもねえ、この店、結構値段高いねん。サービス悪かったら怒るかもしれへんわ。
    しかし、値段の安い物と高い物との差が激しいわー。

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  4. そりゃー、生麩とかお漬物とか空輸してたらお高くもなるんちゃう?
    いくらお料理が美味しくても、サービスがいまいちだったら、多分その店には2度と行かへんなぁ。
    電話での応対も、気になることが多いし。
    でもこれって国際的には普通じゃないんやね。

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  5. >やぶちん
    この国でサービスいまいちの店に行かなかったら、行く店なくなっちゃうよー。(笑) 
    日本のホスピタリティーのレベルは、世界でもTOPクラスだと思う。

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