図体は大きいけれど、アレルギー体質の私は意外と体力がなく、すぐにへばってしまう。
胃腸が弱いくせによく食べるし、睡眠不足が苦手なのに夜更かし好き。
まあ、早い話が不摂生なわけで、すぐに体調を崩すのは自業自得とも言える。
そのくせ病院が嫌いだったりする。
わざわざ出かけていって30分以上も待たされたりするし、結局大した病気ではないことがほとんどだから。(数年前に高熱のインフルエンザに罹った時はさすがに辛くて、病院がありがたいと思ったけれど。)
その私もとうとう病院にいかなくてはならないことになってしまった。
子供の頃から悩まされてきたアトピーが4年ほど前に悪化してしまい、皮膚科に通い始めたのが約3年前。
掛かりつけの皮膚科で約半年分の薬をもらうようにしているのだけれど、
前回の一時帰国の時、休診日を勘違いしてしまって3ヶ月分ほどしかもらえなかった。
どうしても薬をもらわなければならない!
というわけで、病院に行ってきました。
予約を入れて行ったはずなのにやっぱり待たされた。でも大丈夫、そんなこともあろうかと持っていった本で時間潰し。
日本人だらけの待合室でばったり知人に会ったらしい中年男性、咳が止まらないからレントゲンをとった、とよく通る声で話し始める。その後もずーっと話続けていたけれど、一度も咳をしなかったのはどうしてなのか私にはわからない。
さてやっと私の番が来た。今使っている薬を先生に見せ、保険の関係で必要な微妙な計算をしてもらい、さて会計という時になってはっと気付く。
サイフガナイ。
もしかしてどこかに落したとか、すられたとか?と焦る。
バッグの中には、Ez-Link Card(スイカとかピタパみたいなやつ)とフードコートのプリップカード、日傘、サングラス、スカーフ、携帯電話、家の鍵、さっきの薬、そして本しかない。IDすらない。
いつも財布と一緒に持ち歩いている小銭入れもない。ということは、家に忘れてきたってことだし。
慌てて受付のローカルらしい女の人に話しかけたものの、どうも要領を得ないようで不思議そうな顔をする。後ろから愛想のいい日本人の女の人が話しかけてきてくれて、診療時間内までに支払ってもらえればいい、と言ってくれた。
あと1時間足らず。
名刺か何か置いていってもらえないかと言われても、何もないと答えるしかなくて全く格好悪いったらない。
とにかく急がないと。
バスで7、8分の距離とはいえすぐにくるとは限らない、タクシーに乗りたい、ああでも・・・
オカネガナイ。
もしEzLinkに残高がなかったら、歩いて帰らないといけないことになっていたかもしれない。
すぐ来たバスに乗って慌てて家に帰ってみると、案の定、午前中に使っていたバッグの中に入ったままだった。
マッタク。
財布にたっぷり現金を詰め、いざ病院へ。
タクシーを飛ばして行ったおかげで余裕の到着。
結局、クレジットカードで支払った。
ずっと笑顔で応対してくれたさっきの受付の女の人には本当に感謝したいと思う。
だって他の数人の受付の人たち、まるで「笑うと損だ」とでも思っているかのようにニコリともしなかったもの。
ああ、なんと言うこと。
ダカラ ビョウインハ キライダ。
「笑うと損」みたいな人たちは、いいことしたら自分に返ってくるってこと知らはらへんのかな。
返信削除でも、お財布落としたんじゃなくて良かったね♪
残念ながら、この国では多くの人がそんな感じです。
返信削除ほんと、無くしたんじゃなくてよかったよ!そういえば、前に新年会で店におきっぱにして行方不明になった財布、今でも使ってる。。。みんな、財布って何年くらい使ってるんだろう?
新年会でおきっぱにしたおサイフ!店に電話したのに「ありません」っていわれたやつやんな?えー、あれって何年前?気に入ったおサイフならよいね。
返信削除私のは1年ちょっとかな。なぜならばその前のは2ヶ月ほど旅をして水たまりで発見され...
まずは、お財布おうちにあってよかったね。
返信削除持って来てるって思い込んでるものが無かったら焦るよね~
しかし、いいな~、たっぷりの現金・・・
>カオルさん
返信削除気に入ってる、のかな?まあ使いやすい感じかな。さすがに皮の色が褪せてきたけれど。
カオルさんのおサイフって・・・大変そうやもんな、いつもW
>かめちゃん
ほんとよかったー。
「たっぷり」って言っても普段多くても1.5万円くらいしか入ってないからね。。。はは。