バンコク2日目はちゃんと観光しましょう。
まずは、王道のワットポー。
宿のコンシェルジュに「トゥクトゥクがいいのかしらん」と聞いたら
今日は道がそんなに混んでないからタクシーがいいよ、と
勝手にタクシーを準備してくれたのでそのまま乗ったのでした。
彼は「帰りはボートに乗るといいよ」とも教えてくれた。
さて、まあ確かに渋滞ではないけれど、交通量は十分多い中、
タクシーの運転の荒いこと荒いこと。
酔いそうだったけど、とにかく目的地にはちゃんと着いたので
(ほんとGoogle Map って素晴らしい)
釣りはいらねえよ、と降りたら急にニッコリと微笑みの国。
さて、ワットポーです。
どこに向かっていいのかよくわからずグルグル回った挙句
逆の方角にありましたわ、Reclining Buddha。
やっと寺院内の地図が載ったリーフレットを入手。
無料のお水ももらえました。
南国暮らしが長いので、水とタオルはいつも必ず持ってる。
バッグの中が水だらけになってしまい重いったらない。
(文句言うなって)
キンキラの涅槃像 |
パゴタのタイルが素晴らしい |
タイの仏像ってシュッとしてて好きです |
昨年、プミポン国王が亡くなられたので
今年の10月に葬儀が行われる予定だそうですが
そのせいなのか、あちこち工事中(修復中)で見られない箇所も多かったです。
国民は未だに喪中なので、派手な服装をしないほうがいいと言われていたので
派手な服しか持っていない私、極力地味目のものを持ってきていたのでした。
で、出発前に去年バンコクに来た友達にオススメされてたワットポー内のタイマッサージを受ける。痛いけど、気持ちいい。何よりエアコン効いていて涼しい。(違)
マッサージの後はこんなドリンクくれました |
さて、ワットポーから王宮は目の前で。
が、異常に厳重な警備体制。
そして王宮周りも大規模な修復中の模様。
バッグの中身を調べたりするセキュリティゲートの前で英語で放送が・・・
「中に入りたい人はパスポートを提示してください」その後なんやら中国語。
ええええええ!そんなん持って来てないし!
困ってたら、軍服を着たおじさまが「何してるんだ、早く行きなさい」と言う。
「パスポートないけど他のIDでもいいですか??」と聞くと、おじさまニヤリ。
「いらないよ。行きなさい」
ほとんど素通りであった。
確かに日本語では放送してないよね。
日本人はスルーなのかね。
いやーありがたい。これまで日本人が海外で真面目にしてきたおかげだわ。
あとで調べてわかったのだけれど、少し前までは王宮には入れなかったらしい。
ラッキーというか、調査不足というか・・・。
さて平日のはずなのにやたら大勢の人が王宮に向かっている様子で
ぐるっと大回りをして意外と遠い入り口まで歩く。
旦那ったら帽子も日焼け止めもしてこなかったから
私の可愛らしい日傘を二人で使わなくてはならなくて
奴はTシャツが汗びっしょり。
・・・と、
今度は数えきれないほどの黒い服を着た人たちが道を横切っていくではないか。
警官だか警備だかに流れを止められ、暑いのに数十分間も交差点の向こうに渡れず。
これは弔問の国民なのだろうか。
にしても、なんで今日?
やっと喪服集団が通り過ぎたと思ったら、
今度はせき止められていた観光客が一気に王宮の狭い入り口に向かったために
またえらい人の渋滞で。
はあ、大変だ。
なぜかここは中国人観光客が異常に多い。
ワットポーにはあんまりいなかったのにな・・・
王宮内には有名なエメラルド仏寺院がある。
キンナリ 半人半鳥の精霊 |
金ピカのタイ風に彩られてなんとまあ面白い。
インドからミャンマーを超えてタイに伝わったのがなーんとなくわかる。
いやあ、島国日本にいるとどうもなかなか感じられないのだけれど
アジアは大陸で繋がっているんだなあと思わずにいられない。
欧米列強に追いつけ追い越せで発展してきた歴史があるとはいえ
日本が一体どこに存在し、日本文化がどこから来たのかを
子供の頃にもっと学校で教わりたかったなと、最近とみに思います。
幼稚園の同級生に、大学時代のアルバイト先にもインドネシア人がいたけれど
その頃の私にとって東南アジアは未知すぎて
ちゃんと交流できなかったなあと今になってもったいなく思う。
なぜかアメリカやヨーロッパだけを見ていたなあと。
ナーガとガルーダ |
王様がおられる建物 |
そしてここでもまた、大規模な修復と喪服集団に囲まれたのでした。
チケットについていたお妃様のコレクションを見て
ミュージアムショップでお買い物をしてしまって
ずっとやたら声のでかい中国人観光客に囲まれたせいで疲れた私たちは
川の向こうのワットアルンに行くのを諦めて
旦那の拒否にあい船着き場で山盛り売られていたドリアンも諦め
電車の駅までチャオプラヤ川のボートに乗ることにした。
いやあすごい色ですね |
ボートの中では、オレンジの袈裟を着たお坊様が隣におられて
バンコクにいる!という感じがしてなんだか嬉しかった。
宿に帰る前に駅前のモールやデパートを見ていこうということになり
うろうろして、タイの文字は読めないけどなんでも売ってるねーと感心し
食料品売り場でカシューナッツを物色していたその時である。
見たことのある人が隣でナッツを見ている・・・・。
なんで知り合いがここにいるのか?
この人誰だったっけ?
・・・・・。
はいはい、この人以外に知り合いがいるわけない、友Aのご主人でした。
なんで?
まだ夕方早い時間なのに、なんでこんなとこで一人でうろうろしてんの?
「今日は王妃様のお誕生日で休日やねん」
ははあああ、それでか!
やっと、街の様子がおかしいのと黒装束集団の理由がわかった。
ここでも事前調査不足が・・・
「そいでは、また明日の夜に」と別れたのでした。
ほんま、どこで誰に会うかわからんもんです。
それにしても、この日はあまりに暑かったので本当に疲れました。
おかげでまた、家飲み・・・。
第二日目終了。
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