というのも、かの芸術家、岡本太郎さんの東北写真集に携わることになり
彼がたどった道々で捉えた東北の文化や人や景色について調べているうちに
どうしても自分の眼で見たくなったから。
海外へ出てから距離感の単位が大きくなったようで、
数時間の移動でたどり着けるところなんて近いと思うようになった。
なのに意外と日本の中でも行ったことのない地方の多いこと!
そのひとつが東北だった。
蔵王の雪山に行ったくらいで、以北は完全に未知の世界。
というわけで、突如、宿とフライト、レンタカーの予約をしたのだった。
日本っていいね、日本語と日本円が使えて、持ってる免許証で運転できるし。
↑
当たり前なんだけど。
伊丹から仙台に飛んで、平泉からどんどん北上
十和田湖から奥入瀬渓流を散策したあとは
日本海側に移動して最後は秋田空港から大阪へ。
それにしても、関西や北陸やらの風景とはかなり違う。
いちいちスケールが大きくて、平地も広くて山の形もなんだか違っていて
どっちかというと北海道に近いのかな。
当たり前だ、位置的にも北海道に近いのだから。
・・・とここでまた不思議な感覚。
飛行機であっという間に来てしまったが
ここは、昔の都京都なんかより、今の都の東京より
ずっとずっと北海道やロシアやなんかに近いのだ。
自然だけでなく人の感覚が違っていて当然じゃないか。
とおおおい都から、なんかよーわからん奴がやってきて
征夷だとかのたまって、勝手に暴れやがって、みたいな。
↑
これも当たり前のこと。
けれど、その場に行ってみないと感じられない感覚。
冬はきっとずっとずっと厳しい土地に違いない。
中尊寺 |
桜が! |
立派な並木 |
この辺の地ビールだったとは知らなかった |
川の流れを見ながら温泉満喫♪ |
ざ・ニッポン |
小岩井農場も行った |
奥入瀬渓流 |
太郎さんの作品 |
ああ、それにしても、よー走りました。
最近の自動車は燃費がよくて
一度も給油せずでした。
で、最後に告知。
ちょこっと翻訳した「岡本太郎の東北」小学館クリエイティブから発刊です。
どぞ、よろしく。
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