2013年8月31日土曜日

Beginning of Autumn

今年の中秋節は9月19日だそう。

中秋節、といえばこれですねえ。
Mooncake。
早速、ひとつめ仕入れてきました。

中国茶の香りの餡 箱がかわいい


毎年、買いすぎて食べるのに困るので、今年は節制しようと。。
今のところは思っています。はっはっは。

F1GPが20日~22日なので
この期間は、街中が賑やかになりそう。

2013年8月29日木曜日

Meat the Phantom

今まで何回か行ったことがあるけれど
なぜかそんなに好きになれなかったミュージカル。
だいたいセリフの途中で急に歌い出したりして、なんか変な感じだし。

Marina Bay Sands Theatre に「 オペラ座の怪人」が来るから行ってみない?
と、友達に誘われた時も
まあ、最近イベントもないし暇つぶしにいいか、くらいに思ってた。

私でも知ってるくらい有名なミュージカル、
かなり人気でチケットもほとんど Sold Out  と聞いていたけれど
たまたま追加になったマチネに行くことに。



最近ほぼ中毒 (或は強迫観念)になりつつあるヨガに朝から行ってから
ランチを Marina Bayで。

2013年 Singapore's Best Restaurants に選ばれた db Bistro Moderne
THE ORIGINAL db BURGER を。
実はこの前同じ友達と、
某日系ステーキ屋でバーガーを食べたのだけど全くダメだったもんでこれはリベンジ。

ハンバーガーでしょ?と侮るなかれ、
サーロインのパテにフォアグラが隠れてて、お値段もSD42++ (税サ込約3900円)。
なかなかこれが旨い。なんでこう、脂っこいものって美味しいんだろう?
リヨネーズとマスタードをつけて、サッパリ目にして。
フレンチフライもカリカリで、ことのほか美味しくて止まらない。


(from the Web site of marina bay sands)

食後にコーヒーを飲んで約60ドル。
うーん、美味しいし高級感溢れるしつらえだったけど、やっぱり高いよね。。。。



さて、ミュージカルの方はといえば。。。

最初から最後まで、楽しみっぱなしでした。
衣装も舞台も凝っていて、とにかくどの場面をとっても美しい。
仕掛けもあちこちに散りばめてあって、
ストーリーも音楽ももうわかっているのに、サプライズがいっぱい。

公演後、少しだけ撮影できた

こちらもいいお値段したけれど、充分満足、というよりそれ以上という感じ。
考えてみれば、映画のミュージカルは結構好きなので
今まで好きじゃなかったのは、多分、演出の問題なんだろうなと思った。

いやあ、思いのほか楽しかったので、また行きたくなったのでした。



2013年8月26日月曜日

Blue in Manado 2

さてさて、2日目からの宿は
予約した時、ちょっと機嫌が悪かったため
いい部屋を予約したおかげで
なかなか居心地のいい思いができたのでした。


広いベッドルームにリビングが別についてて
海に面した半露天のバスタブ。
広いバルコニー。
シャワールームとダブルシンクの洗面台。

敷地全体が綺麗に整備されてて
ごみひとつ落ちていないし
スタッフもきびきびしていて気持ちいい。
海に面したレストランで食べたローカルフードも美味しい。

 


結構ぴり辛豚肉料理

 

これはイタリアン風
チーズが効いててすごく美味しかった


最初からここに来ていたら
そんなに感動しなかったかもしれないけれど
昨日の今日だから、何もかもがありがたい。
隣も階下の部屋からも、音は全く聞こえてこない。
ベッドもふわふわ、ぐっすり眠れた。


さて、「種類が豊富な」朝食バイキングをすませ
いざダイビング!

スタッフが「免責同意書(しかも日本語版)」を持ってきたので、書き込んでサイン。
考えてみたら、昨日は書いてないし、Cカードも見せてない。。。
そもそも責任なんか取る気もないということか。



シュノーケリングチームと共にボートに乗りこんでいざ出発。
借りた器材一式、タオル、コップなど全てに名札がつけられてる。
うーん、ここまで徹底してるのは初めてだ。

またまた小一時間乗ってブナケン島沖まで。
途中でガイドがブリーフィングを始めた。
ここから Entry でここで Exit、最大深度はxxm、安全停止は必ずしてね。
あれ、考えてみたら、昨日はブリーフィングもしなかったような。。。

そんなこんなでまたまたピーカンのこの日は3本潜った。
天気がいいので、どんどん透明度もよくなる。
あっちもこっちも魚だらけ。珊瑚も元気。カメもいっぱい。

 
 

ホテルに帰って、お風呂にチャポン。
昼寝をして、ごろごろテレビを見て、夕日をみて。
またまた美味しいローカルフードを食べてビールを飲む。
寝る前にまたお風呂にポチャン。
ああ、幸せ。


次の日もまあ、同じ。
ただ、もう翌日は飛行機に乗るので大事をとってダイビングは2本だけ。
またまたピーカン。
幸せは続く。
食べて潜って食べて潜ってポチャンごろごろ食べてポチャン。



最終日は潜れないので、
ゆっくり起きてゆっくり朝食。
ボートが出た後の桟橋まで行ってみると
なんとツバメウオがゆらゆら泳いでいる。
なんて豊かな海なんだろう。



ふと桟橋からホテルを眺めてみる。
そう、ホテルの中は清潔で設備も整っているのだけど
塀の外は、トタン屋根と土間とごみだらけの漁村。
子供たちは明るくて元気なのだけど。



まだまだインドネシアは貧しい。
生活するのに精一杯なのかもしれない。
でも、なんとかこのきれいな海を保ってほしいと思った。




Blue in Manado 1

日本ではお盆が始まるちょっと前、
シンガポールではNational Day と Hari Raya が週末にかかって4連休になった。
となると、この狭い人だらけの国から脱出!
で、久しぶりのダイビングをしに、Manadoへ。

日本でも、チラッとマナドの海の噂は雑誌なんかで見ていたけど
なかなか日本からは遠くて大変だから
よし!今でしょ、的に決めた。

フライトと祭日と旦那の都合で決めた日程だったけれど
どうしても泊まりたかった宿が初日だけ取れず。
ので、一泊だけよその、でも星3つの宿に予約を入れた。



さて、チャンギ空港から約3時間、インドネシアはマナドに到着。
いったい何しに来たのか、年配の団体客が多かった。

ビザのお金を払って入国、空港からタクシーでホテルまで。
エアコン無し。
でも、窓を開けていれば結構涼しい。やっぱり森があると涼しいんだ。

やがて道はすぐに舗装が剥がれたガタガタの山道になる。
周りは、ジャングル。時々、ノーヘルのバイクが通り過ぎる。
牛がいる。鶏がいる。
トタン屋根で土間の平屋とキリスト教の教会があちこちに。
マナドはキリスト教徒が多いので、比較的安全なのだと誰かが言ってた。

うーーん、なんとも自然いっぱいのところだ。

空港から約30分で、ホテル到着。
レセプションの対応はよくて、プールも庭も部屋もまあ悪くはない感じ。
ドライヤーはないし、金庫の電池は切れてたけど。
宿泊客は、西洋人も意外と多く、それより目立つのはどうも地元の人達。
残念ながら部屋からは海が見えないけど、雨上がりの夕日は綺麗。



なぜか、何だか、変な感じ。
悪くはないんだけど、どこか何となく古びてて、飾り気がなさ過ぎる。

夜まで時間があったから、ウロウロしてみてわかった。
敷地はかなり広くて建物も何棟もあるんだけど、
使われてるのは半分くらいみたいなのだ。
レセプションの隅に置いてある模型を見て納得。
多分、当初の計画は壮大だったんだろうけど
途中で何かがあって工事も頓挫してしまい、ずっと部分的に経営してきたのでは、と。

目的はダイビングだったから
海のコンディションを見に、ホテルにある桟橋の方へ行ってみた。
すると、あらら。。
ちょうど引潮の時間で、マングローブの林からもろに見える海岸。
何とまあ、大量のゴミが堆積しているではないか。
タイヤやらペットボトルやらビニール袋やら。。。
それを見た旦那は、大きな溜息をついていた。
遠浅の沖では、数人が釣りをしている。
遠くにマナドのダウンタウン、その向こうにそびえる険しそうな山。
大丈夫か?一抹の不安が。。



さて、今ひとつ英語が通じないレストランで、まあまあの食事をすませ
シャワーをしてベッドに潜り込む。
部屋で Wifi がフリーで使えるのが救いだ。
明日は朝からダイビング、早く寝よう。。。

と、隣の部屋から聞こえる数人の男女の声と笑い声。
騒がしいったらありゃしない。
まあ、彼らも遊びにきて楽しんでるんだから、我慢しよう。

。。。。と思っていたが、11時をすぎても夜中をすぎても収まらない。
堪らず、レセプションに電話。わかった、との返事。
。。。。変化なし。
再度、電話してみる。「お願いだからなんとかして!」
問題を解決するようにいたします、との返事。
。。。。やっぱり変化なし。
大声で「うるさーーーーい!」と叫んだり壁を叩いてみる。
。。。。反応なし。
鼾をかいて寝てた旦那が起きて「どうした?」 ああ、呑気なヒトだ。
これして寝たらーーー、と耳栓を渡され、ようやく眠りについたけど。。。はあ。

さて、翌朝。
夜中まで騒いでた連中、朝は眠いに違いない。
ささやかな反撃に出てみた。
早朝からテレビのボリュームをあげつつ大声で話す。
。。。。ま、反応はないわな。

朝食ビュッフェ会場に行ってみると
昨日、団体で来ていた地元のオジサン達が一斉に部屋に帰るところだった。
と、あらら。何も残ってないんだけど?
カラカラに乾いた食パンと、スイカ。鍋底に少し残ったお粥。おいおい。
オムレツだけは作ってくれたから、コーヒーとカラカラ食パン、スイカで済ます。
料金が特別安いわけでもないし、この辺りで、いい加減腹がたってきた私である。

ダイビングに出発するのは9時で多分帰ってくるのは2時は過ぎるはず。
でも、部屋にあった書類にチェックアウトは11時と書いてあったので
朝食後、荷物をまとめて早めにレセプションに行った。

そうしたら、あれ?もうチェックアウトするの?とびっくりされた。
まだ、昨夜の夕食の費用もダイビングの費用も来ていないから計算できない、という。
それに、ダイビングから帰ってくるまで部屋は使っていいとのこと。
で、ベルボーイを呼んで荷物を戻してくれた。その間ずっと、笑顔。
そういうサービスは迅速で気持ちがいいんだよね。と怒りがひっこんでしまう。


というわけで、味のある年齢不詳のダイブマスター、数人の客とともにボートダイブに向かった。
午前中は満潮なので、昨日のごみは見えない。
でも、この下には。。。と思うと複雑な思い。

ボートで小一時間、国立公園であるブナケン島付近にアンカリング。
天気はピーカン、ああ、なんて綺麗な海なんだ。
海底の珊瑚が船の上からでも見える。



水中でも、昨日の雨を考えれば透明度はかなりいい。
浅瀬から急にドロップオフになっていて、かなり魚影も濃いし生き物の種類も多い。
久しぶりの綺麗な海に、かなりテンションがあがった。

2本目までの休憩に、ブナケン島に上陸することになった。
上陸料を払って桟橋を島に向かったのだけど
ここでもやっぱり、潮が引いてきたのかごみが目立つ。
せっかくの海が台無しだ。
島では、地元の人が屋台でみやげ物や食べ物を売ってたりする。
ああ、哀しいかな、清潔感がなさすぎ。
桟橋から離れたリゾートまで行けば綺麗なのかもしれないけれど
これは、あまりにも哀しすぎる。
国立公園なのに。
きれいにしようという気がないのか、次から次とごみが流れてきてこれが限界なのか。
島にいると気が滅入るので、早々に船に戻って昼寝をした。

さて、2本目。
ウミガメがあっちにもこっちにも。
やっぱり海の中はきれいだ。

ホテルに戻って着替えを済ませ、支払いも済ませて
さあ、どうやって今日の宿に行けばいいんだろう、と聞いてみたら
送ってくよ、と言ってくれる。
タクシーで行こうかと思ってたくらいだから、
まあ費用がかかってもいいかと思っていたけれど、ただでいいと。

ほんと、基本的にスタッフはみんなフレンドリーだし、親切だし、いい雰囲気なんだけど。。。

そしてまた、でこぼこの道を、牛車を追い越し、鶏をよけて車は進む。

数十分後、はだしの子供達が走り回る集落に入った。
トタン屋根、土間の平屋。
外に干した洗濯物。
玄関先に並べた椅子に座っておしゃべりをしている女の人たち。

と、突然、背の高い長く続く塀が見えた。
車は、塀沿いに曲がり、鉄格子のような門の前で止まった。
どうも、ここが今夜からの宿のよう。
送ってくれたスタッフにお礼を言って、門の中に入る。

ああ、別世界だ。

ここは、外国人用の(地元の人にとっては)高級リゾートなんだ。
なんだか急にほっとした。
ニホンジン(先進国の人間)でよかったと思う瞬間。

部屋は、海の目の前。
海に臨むバスタブもある。もちろん、ドライヤーもあるし金庫も使える。
電気蚊取器に、おおきな飲料水のタンクだって。



ああ、昨日の一泊だけでよかった。。。