翌日は、一応、観光スポットを廻っておこうということになった。
まずは、気になっていた「マラッカ王宮博物館」
14世紀に建てられた王宮を再現したもの。
木造で、釘は一切使っていないそう。
中には、お人形がいっぱい。
王様の謁見を再現したのや |
民族衣装がずらーーーっと並んでたり |
ジャック・スパロウみたいなやつとか |
音楽隊とか |
それにしても、シンガポーで見かけるマレーの人達は、みんな短髪でさっぱりしてるのに
この博物館に展示されてる男衆はみんな、ロン毛でとってもワイルド。
マレー人に対するイメージがかなり変わった。
王宮博物館のすぐ横は「サンチャゴ砦」。
ポルトガルが16世紀に建てた城壁のゲートの一部だそう。
古いものがよく残っているもんです。
左がサンチャゴ砦、正面が王宮、 右には、写ってないけど「独立記念博物館」 |
砦の後ろは小高い丘になっていて、
丘の上には、あのザビエルさんが居たという「セント・ポール教会」の跡。
こういう廃墟は、なぜかゾクゾクする |
教科書のイメージとはちょと違う、F. ザビエル氏。 像に右手がないのは諸説あるそうで。 |
丘の上からの眺め 右のタワーは観光用。 こんなのが昔、大阪万博にもあったような。。。 |
さて、ザビエルさんといえばもうひとつ。
その名も「セント・フランシス・ザビエル教会」。
19世紀に、ザビエル氏の偉業を讃えて建てられたそう。
シンメトリーが美しい。
ちなみに、ここに、鹿児島から来た「アンジロー」という1人の日本人の像もある。
ザビエルさんが彼と会ったことが、日本に布教にくるきっかけとなったらしいとのこと。
歴史は、いろんな偶然の重なりでできあがっていくものなのだ。
前の道路は、交通往来が激しい |
教会ついでに。
チャイナタウンの方に、
イスラム教モスクとヒンズー寺院と仏教寺院が並んで建っている場所がある。
シンガポーでも、お馴染みの光景。
異なる宗教が仲良く共存しているって素晴らしいことだと思う。
これは、「カンポン・クリン・モスク」。
モスクには見えないけれど。
1868年、つまり明治元年にインド人イスラム教徒が建てたそう。
塔も、仏教のパゴタのような不思議なスタイル。
お祈りの時間を告げる放送が この塔から聞こえる。 間違いなくモスクだ。 |
さて、3日目の午後2時半、またバスでシンガポールへの帰途についた。
けれど、マラッカ市街は大渋滞。
ピックアップに数箇所のホテルに廻り
ようやく市街を抜けて高速に入ったころには、既に2時間が過ぎており。。。
結局、Golden Mile に到着したのは9時半過ぎ。
途中休憩、出入国を含めて、なんと7時間もかかった。
座ってるだけと言えばそうなのだけど、とにかく疲れた。
こんなに大変なんだったら、もう行けないなぁ、と思っていたのだけど、
どうも年末で、クリスマス前で、
しかも学校の休み中の週末に行ってしまったのが悪かったようで。
タクシーの運転手も、1月になったら閑になるんだーと言っていたというのを聞いた。
いやはや。
なんとも。
こんな博物館好きすき~ええわ~行ってみたいわ~
返信削除しかし、7時間もかかったとは、いやはやなんとも
大旅行でしたな・・・
面白かったー。いやー、昔からマラッカ海峡は、ほんとに世界の貿易の要の一つだったんだなーと感慨深くなるね。
削除それにしてもほんまに長かったわ。おかげでクリスマスケーキ受け取りに行けなかったよ。次の日行けたけど。