2013年1月25日金曜日

Holiday in Malaka II

こないだのマラッカ小旅行には続きがあって、
翌日は、一応、観光スポットを廻っておこうということになった。

まずは、気になっていた「マラッカ王宮博物館」


14世紀に建てられた王宮を再現したもの。
木造で、釘は一切使っていないそう。

中には、お人形がいっぱい。

王様の謁見を再現したのや

民族衣装がずらーーーっと並んでたり

ジャック・スパロウみたいなやつとか

音楽隊とか

それにしても、シンガポーで見かけるマレーの人達は、みんな短髪でさっぱりしてるのに
この博物館に展示されてる男衆はみんな、ロン毛でとってもワイルド。
マレー人に対するイメージがかなり変わった。

王宮博物館のすぐ横は「サンチャゴ砦」。
ポルトガルが16世紀に建てた城壁のゲートの一部だそう。
古いものがよく残っているもんです。


左がサンチャゴ砦、正面が王宮、
右には、写ってないけど「独立記念博物館」

砦の後ろは小高い丘になっていて、
丘の上には、あのザビエルさんが居たという「セント・ポール教会」の跡。


こういう廃墟は、なぜかゾクゾクする

教科書のイメージとはちょと違う、F. ザビエル氏。
像に右手がないのは諸説あるそうで。
丘の上からの眺め
右のタワーは観光用。
こんなのが昔、大阪万博にもあったような。。。

さて、ザビエルさんといえばもうひとつ。
その名も「セント・フランシス・ザビエル教会」。
19世紀に、ザビエル氏の偉業を讃えて建てられたそう。
シンメトリーが美しい。
ちなみに、ここに、鹿児島から来た「アンジロー」という1人の日本人の像もある。
ザビエルさんが彼と会ったことが、日本に布教にくるきっかけとなったらしいとのこと。
歴史は、いろんな偶然の重なりでできあがっていくものなのだ。


前の道路は、交通往来が激しい

教会ついでに。

チャイナタウンの方に、
イスラム教モスクとヒンズー寺院と仏教寺院が並んで建っている場所がある。
シンガポーでも、お馴染みの光景。
異なる宗教が仲良く共存しているって素晴らしいことだと思う。

これは、「カンポン・クリン・モスク」。
モスクには見えないけれど。
1868年、つまり明治元年にインド人イスラム教徒が建てたそう。
塔も、仏教のパゴタのような不思議なスタイル。
 
お祈りの時間を告げる放送が
この塔から聞こえる。
間違いなくモスクだ。

さて、3日目の午後2時半、またバスでシンガポールへの帰途についた。
けれど、マラッカ市街は大渋滞。
ピックアップに数箇所のホテルに廻り
ようやく市街を抜けて高速に入ったころには、既に2時間が過ぎており。。。

結局、Golden Mile に到着したのは9時半過ぎ。
途中休憩、出入国を含めて、なんと7時間もかかった。
座ってるだけと言えばそうなのだけど、とにかく疲れた。

こんなに大変なんだったら、もう行けないなぁ、と思っていたのだけど、
どうも年末で、クリスマス前で、
しかも学校の休み中の週末に行ってしまったのが悪かったようで。
タクシーの運転手も、1月になったら閑になるんだーと言っていたというのを聞いた。

いやはや。

なんとも。




2 件のコメント:

  1. かめちゃん2013年1月29日 12:51

    こんな博物館好きすき~ええわ~行ってみたいわ~

    しかし、7時間もかかったとは、いやはやなんとも
    大旅行でしたな・・・

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    1. 面白かったー。いやー、昔からマラッカ海峡は、ほんとに世界の貿易の要の一つだったんだなーと感慨深くなるね。
      それにしてもほんまに長かったわ。おかげでクリスマスケーキ受け取りに行けなかったよ。次の日行けたけど。

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