2013年1月17日木曜日

Delicacy of Penang

マレーシアはペナン出身の友人からお土産をもらった。
ナツメグの果実のスナック。
リコリスで甘く味付けがされていて、シャキシャキと硬い梨みたいな食感。



ナツメグといえば、
だいたい肉料理かポテト料理、カレーなんかに使う茶色い粉、というイメージしかない。
たまにクッキーとかホットワイン、エッグノッグなんかにも入ってたりする。
産地であるペナンでは、果実を砂糖でコーティングしたものをアイスカチャン(マレーシア風カキ氷)のトッピングに使うらしい。

はたまた、ジュースにしたりもする。

さて Wikipediaによれば・・・

原産地はインドネシアのバンダ諸島で、19世紀半ばまではそこでしか採れなかった。
香料としてだけでなく薬品としても使用されるようになったナツメグをめぐり
16世紀以降、ポルトガル、オランダ、イギリスなど欧州列強国の間で
血を血で洗う激闘が繰り広げられた。
19世紀に入って、イギリスがナツメグの木を
スリランカ、ペナン、インドネシアのベンクーレン、シンガポールに植樹したことがきっかけで
世界中に広まることになる。
(そういえば Orchard の ION 前に、でっかいナツメグのオブジェがありますねぇ。)
今でも世界のナツメグの7割以上がインドネシア産だそうだ。

漢方薬として胃腸や頭痛の薬としても使われるらしいこのナツメグ
実は毒性があるそうで、なんと10g以上摂ると危ないらしい。
動悸やめまい、痙攣、幻覚をひきおこしたりするという。

スパイスになるのは、種子とその薄皮部分なので
果実の部分は大丈夫ということなんだろうか。。。。と、心配になる私。

もらったお土産の箱に、注意書きは特にない。
それどころか、「健康によい」と特に効能も特定せずにシレッと書いてある。
くれた友達は、「喉にいいのよー」と言っていた。

まあ、とにかく食べ過ぎなければいいだろう、と。
ただ、この香りってクセになるんだよねえ。
そのうち幻覚が見え始めたりするんだろうか・・・。ヤバイヤバイ。

2 件のコメント:

  1. かめちゃん2013年1月18日 13:13

    ピンクの象が見えてきたころでしょうか?(笑)

    ナツメグって既に粉になった状態でしか見たことがないからパッケージを見て「へえ~」って。
    リコリス味って薄甘いの?
    あのグミみたいなガムみたいなねちょねちょのリコリスキャンディが頭に浮かんで、でもシャキシャキの硬い梨・・・
    うーむ・・・

    種子ってのは毒にも薬にもなるから摂り過ぎは良くないよね。銀杏とか食べ過ぎたらヒキツケ起こすよとか言われたような・・・

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    1. あら、ピンクの象は常に見えてますが、それが何か?(笑)
      そう、あのネチャネチャキャンディの味もするの。でもシャキシャキ。梨というか大根というかグアバっぽいというか。
      え?銀杏ってそうなん?焼き鳥屋とかでめっちゃ食べるよ。。。。。。

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