2012年10月10日水曜日

A Day of China

今年は、Clarke quay あたりの
シンガポールリバーのランタンを見逃してしまったので
ちょっとだけ残っているはずの
China Town へお散歩に。
 
朝から、気分が中華になってしまったので
お昼には近所のお店で美味しい中華を。
ここの小龍包と焼き餃子(珍しい)が美味しい
てくてくてくてく China Town へ。
ここは、いつも人が多い。

でかい葡萄!

今年のは、色がかわいい

広場にちょっとだけ残されたランタン。
後景の高層ビルがすごくシンガポーな感じ。

どうも、果物が今年のモチーフみたい

昔の逸話のようだけど
中国の歴史なんてほとんど知らないので
よくわからないのです。。。

ま、「見た」という自己満足でいいんです。はい。

2012年10月8日月曜日

Going Down to Drive 3

さて、もう充分運転しまくったので、
レンタカーを返却して町歩きを楽しむことに。

だんだんと方向感覚がついてきた街をぶらぶら。
今日はすっかり晴れて爽やか。

やっぱり、植物が
なんとなく見慣れない感じ


週末にマーケットが開かれるという
海辺の街、Fremantle に行くことに。

Perth から Fremantle まで、Swan River に沿って電車が走っているけれど
せっかくなので、川下り?のフェリーで行ってみることにした。

買わないくせに記念写真の写真だけ撮る日本人

風が強く吹いてきて、少し寒いくらい。
自然の風を「寒く感じる」のは、ほんとに久しぶり。

また雲が・・・
 Perth は、金鉱やら何やらで経済的に成功した人が多いらしく、
川沿いには信じられないような豪邸が並ぶ。
フェリーの観光案内も、あの邸宅は誰のものだとか、幾らかかっただとかばっかり。
うーん。すごいけど、もっと静かに川を楽しみたい。。。

さて、Fremantle に到着。

観光案内に沿って歩いていくと
まるで映画のセットのような可愛い街が。
(建物に近づいてみると、ますます「セット」みたいな作りだったけど)

 
フツウのおうちなんだけど
お花がきれいすぎる



そして、海。
気持ちいいーーー。


水がすごくきれい。
泳ぎたい、でも寒い。
潜ってみたい、でも時間がない。




海洋博物館なんかを見て廻ってるとお昼になったので



お決まり?のFish & Chips

初日もそうだったけど
イカのフライが美味しくて。。

そして、街中を無料で走っているバスでマーケットへ。

乗車フリーの市内バス
 
食料品から日用品から
雑貨や衣料まで売ってる。
お土産を買うのもいい。
 
現地の木で作ったバスケットや、アボリジニアートのエコバッグや
ローカルのハチミツや。。。そんなものを買った。
 
そして、ビール!
 

だって、Australia で
「最高のビール飲むとこ」に選ばれたって書いてあるし

そして。

バス好きの旦那の提案により、さっきのオレンジの無料バスで街を一週。
小さな町なので、そんなに時間はかからない。


なんか、この街いいなあ。
静かできれいで海辺で、おまけにビールが美味しい。


夕方になったので、今度は駅からPerthへ。

この駅の建物も素敵

Perth へ戻っても、どうもバスが気に入ったようで
ここでもまた、市内の無料バスでぐるぐる回ってみることになった。

路線バスって、ゆっくり街を見られるだけでなくて、
そこに住んでる人達の様子がわかるのも面白い。

ぼおっと外を眺めていると、「今、何時?」と聞かれて振り向くと
そこにはアボリジニのおじさんおばさんが。
考えてみれば、(いや、考えなくても)もともとここは、この人たちの土地だったはずで。
彼らの口から、エイゴが聞こえてくるのがなんとなく不思議で。
金鉱を掘り当てた金持ち白人たちの街に住む、原住民の人たち。
なんなんだろう、この気持ち。


夕食は、ジャガイモにも揚げ物にも牛肉にも飽きたので
イタリア人のやってるイタリアンに行ってみたら、
ピザは美味しかったけど、パスタがふにゃふにゃだった。
だいぶ前に移住してきたから、もう、イタリアの味は忘れてしまった?


ところで、初日から気になっていた、"San Churro" という名前のチュロス屋さん。
みんな、チョコソースをひたして食べていて、それはそれは美味しそうだったのだけど。
結局、ずっとお腹がいっぱいで食べられなかった。
調べてみたら、Australia にしかない店のよう。心残りである。
シンガポーに進出してこないのかなぁ?

てな感じで、旅も終了。

翌日、ホテルをチェックアウトしようとしたとき、恐れていたことが起こった。
そう、朝食がルームチャージされてた。
旅行社からは朝食付きで案内されていてそれで代金を支払ったと主張すると
わかった、旅行社に問い合わせてみる、とその場は解決したものの。

そういえば、思い出した。

ホテルに到着した日、バスルームに髪の毛が落ちていたので
ベルボーイに言ってもう一度掃除してもらった。
その夜、シャワーして髪を乾かそうとしたらドライヤーがなかったので
電話して持ってきてもらった。
「お部屋にあるはずですが。」なんて言われて腹が立ったから
「それなら見にくれば?」と言ってみたら、すぐに持ってきた。
そうしたら、次の日から、
初日には置いてなかったミネラルウォーターのボトル2本が部屋に。
よくわからん。
ミニバーにあったコーヒーを飲もうとしたら、マグカップがひとつしかないし。
ちなみに、アメリカ系の有名高級ホテルである。

まあ、Australia というところは、きっとこういう風にのんびりしてるんだろう。
シンガポー生活に慣れてきたからいいものの
日本から来てたら、かなりイライラしてるかもなぁ。なんて。

というわけで、
カンガルーもコアラもなかったけど(別にそれを見に行ったわけでもないし)、
自然が雄大できれいで、(超短期間にしちゃあ)いい旅でした。


2012年10月4日木曜日

Going Down to Drive 2

引続き、5ヶ月前のことを思い出しながら書いてます。

さて、3日目は朝から曇っててなんとなく涼しい感じ。
今日は、みんなから「日帰りはムリでしょうー」と言われまくった南方へ向かう。
朝は苦手な私ではあるけれど、頑張って起きていくのだ。

それにしても、ホテルの朝食バイキングが美味しい。
朝食付きで予約しといてよかった。

それにしても、何故か毎回「どの朝食?部屋番号は?」と聞かれ、
最終的には、ワッフルやらふわふわオムレツや絞りたてジュースの朝食にありつける。
けれど、なーんとなく嫌な予感がする私達であった。


眠い目をこすりつつ、しばらく走って市街地を抜けると
そこはもう牛やら馬やら変な植物やら。
そして、まーーーーっすぐの道。


どんより。
数時間後、途中の街 Busseleton に到着。
映画に出てきそうな小さい海辺の街。

そして、これが有名な桟橋 Busseleton Jetty (お天気いいときの写真はこちらのWikipediaでどうぞ)。

テンキ悪い、風強い、波荒い。
しかも、寒い。
南半球で最も長い木製の桟橋なんだそう。
「南半球で」っていうのがミソだよね。
約2km程度なので、歩いてみようということに。

風向計が船のモチーフになっててステキ
桟橋の先の水中展望台、せっかく来たんだし見ていこうか、と。
でも、時間指定のツアーになってて自由に見られないので、ベンチで待機。

やっと時間になって、下へ入って行ったのだけど。

そうだった、今日はテンキも悪けりゃ、波も荒い。
海の中が綺麗なわけがなかった。(ガイドのお兄さんが cute だったので許す)

にごにごの海をぼおっと見つめる人々

桟橋には、のろのろ走る電気列車があって、帰りはそれに乗ることにした。

Rail はあるけど、タイヤ履いてる
と、こんなところで、随分と道草を食ってしまった。
すでに昼すぎ。
目的地までまだまだ遠い!

どんどん車を走らせるのであった。

どんどん。

どこまでいっても、牛と馬と変な植物と真っ直ぐな道。

どんどん。




少し、山道になってきてあちこちにワイナリーの看板が。

やっと、目指す場所にたどり着いた、Margaret River。
南オーストラリアでできるワインは結構おいしく、特にこの辺りは有名。(らしい)
そう、シンガポーでは酒税が高くてなかなかいいワインが飲めないので
ここでたらふく飲んで買って帰ろうという、どこまでも呑み助な私達であった。



さて、大事な用事は済んだ。
街の方はサラっと巡り、そしてまた、あの長い道程の帰路についた。
牛やら馬やら変な植物やらの、まーーーーっすぐの道。
 
そして、やっと空が晴れてきた、と思ったら
すぐに秋の陽がくれ始めた。
 

何もさえぎるものがなくて地平線が長いと
陽が暮れるのにも時間がかかる。



名残を惜しむように、その光りはゆっくりと消えていく。




ホテルに戻ったころには、すっかり真暗になったので
パースの街で、お約束のオージーステーキ!

でっかいサラダに、でっかいステーキに
大量のマッシュポテトをワインと共に・・・

きれいにいただきました。はい。

酔い覚ましに、夜の町をだらだら歩いて帰った。
 
ふと思う。
 
なんて東洋人が多いんだ。

確かに移民の国なのだから、いろんな人種がいて当然なのはわかっているけれど。
私のイメージのなかでは、もっと白人が多いと思っていた。
韓国人、中国人、それに日本人も多い。
そのせいか、酔っ払ってふらふら歩いている私達に、道を聞いてくる女の子達までいた。
まあ、こんな時間に安心して女性が歩けるんだから、とにかく安全な街に違いない。
 
それにしても、少しばかり物価が高く感じるのは
シンガポーに慣れたせいばかりではないはずだ、と酔った頭で考えるのであった。

2012年10月2日火曜日

Going Down to Drive 1

さて。
 
5月にずずーんと遡ること約5ヶ月、日本がGWでお休みの間に、珍しく旦那が休みを取ると言い出したので
たまには「先進国」へ行ってみようと Australia に行くことにした。

実は、 Honeymoon で Hayman Island と Sydney に行ってから
なんと15年ぶりの Australia である。
(本当は、10周年の記念にまた Hayman へ連れて行って欲しいとお願いしていたのだけれど結局その話はいつの間にか忘れさられて早15年なのであった)
 
どうも位置関係がいまひとつまだわかっていないのだけど
シンガポーは、結構、西の方にあるようで
Australia 大陸からはなーんとなくずれた感じ。
 
じゃあ反対に、日本からなかなか行きにくい西の端、Perth へ行ってみよー
ということになった。


 


「Perthに行くのにたった5日?」
というみんなの声は聞かないことにして
飛行機と宿とレンタカーを予約し、いざ出陣。
 
飛行機で約5時間、蒸し暑いシンガポーから爽やかな秋風の吹く南半球へ!
と思っていたが、意外と昼間はこれまた蒸し暑いPerthであった。
それでも Swan River 沿いの街は、なんだか素敵。
 
 
さて、街の散策はそこそこに、せっかくこんなに大きい国に来たんだから自然を見ないと!
 
早速、レンタカー屋でやたら座席の大きい車を借り、Pinacles というところへ出発。
ガイドブックによれば、海岸沿いにハイウェイがあってそれに沿って行けばいいみたい。

だったのに。

使い慣れないカーナビをあーだこーだと触っているうちに
旦那はどんどん内陸部を進んでいくのであった。
まあ、北へ向かってるからいいか。
 
 
が、どうみてもメイン道路ではなさげな、たまにトレーラーやトラクターが走っている
とってもカンツリーロードがひたすら続く。
小腹もすいたので、やっと見つけた Diner に入るも、これまたカンツリー。
 
閑散ー

 
サラダなんてものはなく、バーガーとフレンチフライ。
マシーンが壊れているらしく、コーヒーはインスタントオンリー。
しかもセルフサービス。ミルクは冷蔵庫から勝手に出して入れる。
 
まあともかくお腹はいっぱいになったので(大きすぎて食べ切れなった)
また、ひたすらドライブ。
やっとナンバン国立公園に入ったらしく、こんな道路標識が。
 
きゃー、これが見たかったんですわー
(実物は発見できず)

おお、3種類並んでる
午後しばらくしてやっと到着!
 
Pinacles!なんですか、これはー?
 
か、火星?
 
黄色の砂丘の向こうに
真っ白な石灰の砂丘
日本人ツアー客にまぎれこんで聞いたガイドさんの話とか
展示してあるものを見たことをまとめて短く言えば 
古代の森が土砂に埋まって石灰化し、侵食されてできたらしい。
つまりは「樹の化石」。
うーん、自然の神秘。
 
樹が土砂に埋まったといえば。
富山県魚津市に「埋没林博物館」というのがあって
そこには、土砂に埋没した林が
海面上昇でまたまた海水に埋まったのがたまたま発見されたものが
展示されてます。
なんと国の特別天然記念物です。
なんでそんなこと知ってるのかって?それは秘密です(笑)。
 
 
帰りは、行きとは大きく異なり、とても整備された走りやすい新しい道。
やっぱりこっちでしょー。

この分だと明るいうちに帰れそう?
・・・と思いきや、夕方の通勤ラッシュに巻き込まれてしまい、
すでに真っ暗になったビーチ沿いでシーフード。

Seafood platter に clam chowder
量が半端ではない & 野菜こんだけ?
と Beer (完全にこの後の運転を拒否している旦那)
 
てな感じで、もう二日目終了。
Australia、やっぱでかいでわ。


2012年10月1日月曜日

Moons of Mid Autumn

今年もまた中秋節の季節。


なんと、月日の経つことの早いことよ。
先月、しばらく日本に帰っている間に
シンガポールはすっかり Haze まっ盛りの秋になってた。

今年は知り合いが、化粧箱入りのものを下さっていたこともあり
日本に一時帰国していたこともあり
F1に興奮していたこともあり
Mooncake 買出しをすっかり忘れていた。

毎年毎年、Mooncake、Mooncake と何を騒いでるんだと思うかもしれないけど
中華系の人たちにとって中秋節は、旧正月に継ぐ重要な年中行事なわけで。
いや、うちは全くの日本人ですけれど。まあ、それは。

私が、のんびり日本で
桃だの梨だの葡萄だの秋刀魚だの松茸だの栗だのにいそしんでる間
毎日、休むこともなく頑張って働いていたうちの旦那は
なんと、素晴らしいことに
そこの Pinapple Tart が私の大好物である China Town にある店で
Mooncake を買って来てくれていた。

この時点で我が家には、直径約10cm、高さ2cmの Mooncake が6個になった。

左: ドライフルーツにナッツがたっぷり
  かすかに山椒の風味も。複雑かつ美味。

右: 典型的 mooncakeで、 塩っぱい黄身が入ってる。
  匂いが強いものもあるのであまり得意ではなかったけれど
  ここのはあまり塩っぱくもなく匂いもなく
  何より餡が美味しい。

しかーし。
Snowskin の Mooncake が無いではないか。
というわけで、結局、Orchard の高島屋まで出かけ
ぎりぎりで購入したのであった。

今年もまたTWG。
美味しそう!と思ったものは、全部売り切れで、
唯一、これなら、と思ったのがTWGだったわけで。

ラベンダー風味のバニラクリームにチョコチップ
これはもう、洋菓子です。旨し。


最終的に、8個。(あ、去年より少ないか)

1人当り、単純計算で4個。
シュークリームや何かだとペロッと食べられるかもしれないけど
Mooncake って、ナッツやら餡やらぎっしり入ってて結構重たいのよねー。

と言いながら、しばらく楽しくて仕方がないのであった。



しかし、肝心の月が、今夜は全く見えません・・・