さて。
5月にずずーんと遡ること約5ヶ月、日本がGWでお休みの間に、珍しく旦那が休みを取ると言い出したので
たまには「先進国」へ行ってみようと Australia に行くことにした。
実は、 Honeymoon で Hayman Island と Sydney に行ってから
なんと15年ぶりの Australia である。
(本当は、10周年の記念にまた Hayman へ連れて行って欲しいとお願いしていたのだけれど結局その話はいつの間にか忘れさられて早15年なのであった)
どうも位置関係がいまひとつまだわかっていないのだけど
シンガポーは、結構、西の方にあるようで
Australia 大陸からはなーんとなくずれた感じ。
じゃあ反対に、日本からなかなか行きにくい西の端、Perth へ行ってみよー
ということになった。
「Perthに行くのにたった5日?」
というみんなの声は聞かないことにして
飛行機と宿とレンタカーを予約し、いざ出陣。
飛行機で約5時間、蒸し暑いシンガポーから爽やかな秋風の吹く南半球へ!
と思っていたが、意外と昼間はこれまた蒸し暑いPerthであった。
それでも Swan River 沿いの街は、なんだか素敵。
さて、街の散策はそこそこに、せっかくこんなに大きい国に来たんだから自然を見ないと!
早速、レンタカー屋でやたら座席の大きい車を借り、Pinacles というところへ出発。
ガイドブックによれば、海岸沿いにハイウェイがあってそれに沿って行けばいいみたい。
だったのに。
使い慣れないカーナビをあーだこーだと触っているうちに
旦那はどんどん内陸部を進んでいくのであった。
まあ、北へ向かってるからいいか。
が、どうみてもメイン道路ではなさげな、たまにトレーラーやトラクターが走っている
とってもカンツリーロードがひたすら続く。
小腹もすいたので、やっと見つけた Diner に入るも、これまたカンツリー。
|
閑散ー |
サラダなんてものはなく、バーガーとフレンチフライ。
マシーンが壊れているらしく、コーヒーはインスタントオンリー。
しかもセルフサービス。ミルクは冷蔵庫から勝手に出して入れる。
まあともかくお腹はいっぱいになったので(大きすぎて食べ切れなった)
また、ひたすらドライブ。
やっとナンバン国立公園に入ったらしく、こんな道路標識が。
|
きゃー、これが見たかったんですわー
(実物は発見できず) |
|
おお、3種類並んでる |
午後しばらくしてやっと到着!
Pinacles!なんですか、これはー?
|
か、火星? |
|
黄色の砂丘の向こうに
真っ白な石灰の砂丘 |
日本人ツアー客にまぎれこんで聞いたガイドさんの話とか
展示してあるものを見たことをまとめて短く言えば
古代の森が土砂に埋まって石灰化し、侵食されてできたらしい。
つまりは「樹の化石」。
うーん、自然の神秘。
樹が土砂に埋まったといえば。
富山県魚津市に「埋没林博物館」というのがあって
そこには、土砂に埋没した林が
海面上昇でまたまた海水に埋まったのがたまたま発見されたものが展示されてます。
なんと国の特別天然記念物です。
なんでそんなこと知ってるのかって?それは秘密です(笑)。
帰りは、行きとは大きく異なり、とても整備された走りやすい新しい道。
やっぱりこっちでしょー。
この分だと明るいうちに帰れそう?
・・・と思いきや、夕方の通勤ラッシュに巻き込まれてしまい、
すでに真っ暗になったビーチ沿いでシーフード。
|
Seafood platter に clam chowder
量が半端ではない & 野菜こんだけ?
と Beer (完全にこの後の運転を拒否している旦那)
|
てな感じで、もう二日目終了。
Australia、やっぱでかいでわ。