工事中からなんだか不思議な形だとは思っていたが、完成してもやっぱり不思議。
隣の船(飛行船?)がのっかったようなホテルも含めてマリーナ・ベイ・サンズ一帯が、かのモシェ・サフディの設計である。蓮の花をイメージしたという建物はまた、仏陀の手のような形状をしている・・・らしい。構造的には、ちょっと法螺貝に似ている。
実は私には、どうしてもウルトラマンの怪獣ブルトンにしか見えないのだが。
ブルトン |
さて、建物を見るだけでも価値はあるとは言え、ミュージアムの入場料がSD30というはちょっと高いと思った。展示は、3階で「チンギス・カーン」、地下で「海に沈んでいた唐時代の宝物」。
ウィリー・ウォンカみたいな透明のエレベーターで上がると、不思議な貝(蓮?手?)の中。
いったいどんなことになっているのか心配だったが、当たり前だが、床はフラットだった。
ただ、やはり壁や天井に直線はない。エアコンが全て床に埋め込まれている。足寒いって。
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チンギス・ハーン展。
浅野忠信が全編モンゴル語で挑んだ映画「モンゴル」を思い出しながら見て廻ると
結構感慨深いものがあったし、広大な領土を征服した民族の文化の交流もおもしろいと思った。
けれど、一番よかったのは、モンゴルの民族音楽と踊りのショーだった。生でホーミーを聞いたのモンゴルの踊りを見たのも初めてだった。これだけでも30ドルの価値があったかもしれない。
海に沈んでいた唐時代の宝物展。
よくもまあ、こんなにたくさん海から引き上げたもんだ、と感心。
沖縄っぽいお皿や中東っぽい金細工があって綺麗だった。
さて、地下には池があって、屋根に降った雨が集められている。リサイクルしてトイレの水として使用しているらしい。なるほど、ブルトンも頑張っているのだ。
設計はもちろんだが、これを実際作った人達がすごい、と思ってしまった。
ついでに、先日上ったSKY PARKからの眺めも載せておきます。
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