穏やかな日曜の朝、今日もいい天気。
朝食は9時半と遅め。
チーズ、パン、コーヒー、ブラッドオレンジジュース、ゆで卵。
自家製オリーブオイル、ハチミツをかけて食べる。
ペコリーノチーズがこんなにおいしいと思わなかった!
チーズにはちみつ。素朴なのにすごく美味しい。オリーブオイルもフレッシュ!
いつも安いオイルしか買わないからなのか、
こんなフレッシュでさっぱりしたオイルは初めて。
日本人が醤油をかけるように、
イタリアでは何にでもオイルをかけるというが、これなら納得。
香りがよくて、しつこくないがコクがでる。ふむふむ。。
それにしてもイタリアって何処で飲んでもコーヒーが美味しい。
「自転車は外に出しておいたからね」
高額なガソリンと走り慣れない右側車線、今回はレンタカーはあきらめた。
ので、自転車。でもここはトスカーナ、丘が連なる土地。
ギアのついた立派なマウンテンバイクにヘルメットが用意されていた。
今日はグレーヴェの街まで行くことにした。
街までは行きはくだりで約2km。
程なくピアッツァに到着。
日曜だけど、近くの町でフェスタがあるらしく店は結構あいている。
ウィンドウショッピングしたり、丘の上に上がったりうろうろうろうろ。
途中、上品なおばさまに話しかけられた、
”Palra Francese?(フランス語わかりますか?)”、
あまりにびっくりしたので”No”と冷たく言ってしまったが、ラフな格好で自転車なんか乗ってるからジモティと間違えられたのか。。。
休業だったCOOPの裏に小さな八百屋を発見。
山積みのポルチーニを横目に果物と水を買う。
地下にワインミュージアムがあったので行ってみた。
貯蔵庫のようなレンガつくりのミュージアムは、プリップカードを買って、ちょっとずついろんなワインが試飲できる仕組みになっている。もちろん試飲するっさ。
オリーブオイルも試食することができて、試食用のパンが置いてある。
3ユーロのおつまみとさっき買った果物でランチということに。
アメリカ人っぽい賑やかな団体にまぎれながら、ほろ酔い気分の私たち。
おっ、カウンターの中にひとり、タイプの彼がいるではないか、
トイレのドアが開かないと無理やり話をしに行く私。
それにしても、イタリアの皆さん英語がお上手。
実はここグレーヴェには、有名な老舗のハム屋がある、Macelleria Falorni。
午後の営業時間まで、ジェラート食べたりお土産を買ったりした。
さて、開店、となると、どこからともなく人が集まってきて、
たちまち店は一杯になった。
店の中はハムやサラミやチーズが山と積まれ、天井からもぶら下がっている。
なんともいえない獣の匂いがする。
いろんな種類のお肉たちに目移りしまくりながら生ハムとサラミを買った。
日本に比べればなんと安いことか!!
店をでると空模様があやしくなってきた。
自転車の私たち、早く帰らねば!帰りはずっと上り。。。
幹線道路(といっても細いけど)からはなれると砂利道、最後にまたすごい上り坂。
宿についた頃には足はパンパン息があがったまんま。
だいたい前日の階段でかなり筋肉痛だったのに!
しばらくすると雨が降ってきた。おお、間に合った。
疲れた私たちがベッドでごろごろしてるうちに日は暮れた。
今晩の夕食は、ミュージアムで買ったワインと乾パン(これが妙に美味い)
ファロルニのハムとサラミ、残り物のチーズに果物。昨日食べ過ぎたしね。
ところで、ここの水ちょっと変だった。
「この水は飲めるからね」と言われていたが、なーんとなくしょっぱいのだ。
しかもぬるぬるしている。
シャワーしてても、せっけんが流れたのかわからないし、ずっと微ミョーな泡がたつ。
スナワチ、温泉水ってことか?
最後まで聞きそびれたが、確かにトスカーナはテルメで有名だ。
残念だったのは、部屋にバスタブがなかったこと。
日本人に温泉とくりゃー肩まで浸かりたいよねー。
---------------------------------------------
夜中から早朝にかけて雷が鳴りものすごい雨が降ったが、カテリーナは気付かなかったらしい。湿って強くなった土とハーブの匂い、空気を胸いっぱいに吸う。健康的!
月曜の朝食は、前日のチーズをハムに変えたもの。朝から美味い。
この日は、40kmほど南のSienaまで遠出の予定だ。
9時半きっかりにファビオさんが迎えに来た。
時間に正確なイタリア人。。。いい加減な日本人。。。。
尾根沿いの国道に沿っていくつもの丘と小さな街を通り抜け、
カーブを曲がるたびに広がる景色に感動しながら南へ。
途中「あれが僕の町だよ」とファビオさん。
ええなーええなーあんな素敵なところに住めて。誇りなんだろうーなー。
シエナの中心部に近づくにつれ、車が増えて渋滞になった。
あれれれ。ものすごい観光バス。ものすごい観光客。
半分以上がお年寄りの団体。すごいねーー。「じゃあ、またここで」
シエナはパリオという競馬で有名な町で競馬が行われるカンポ広場を中心に広がっている。柔らかく写実的なフィレンツェと違ってシエナの芸術はなんとも幻想的だ。
突然の通り雨に見舞われながらも、洗礼堂、ドゥオモなどを見て廻る。圧巻。
広場の端でバロックを演奏してるアコーディオン奏者二人。絵になるねー。
日本でストリートミュージシャンってーとフォーク系が多いけど、和笛とか三味線とかどうなんだろ。やっぱり変か?
そしてまたまた高いところ。
広場に面したマンジャの塔。
約400段らしい。
とにかく狭い。
そのせいか入場制限をしていて30分ほど待たされる。
せまーい、でも上のほうはぬけぬけでおしりがこそばくなる、高ーい。
んーいい眺め。
午後の営業時間まで、ジェラート食べたりお土産を買ったりした。
さて、開店、となると、どこからともなく人が集まってきて、
たちまち店は一杯になった。
店の中はハムやサラミやチーズが山と積まれ、天井からもぶら下がっている。
なんともいえない獣の匂いがする。
いろんな種類のお肉たちに目移りしまくりながら生ハムとサラミを買った。
日本に比べればなんと安いことか!!
店をでると空模様があやしくなってきた。
自転車の私たち、早く帰らねば!帰りはずっと上り。。。
幹線道路(といっても細いけど)からはなれると砂利道、最後にまたすごい上り坂。
宿についた頃には足はパンパン息があがったまんま。
だいたい前日の階段でかなり筋肉痛だったのに!
しばらくすると雨が降ってきた。おお、間に合った。
疲れた私たちがベッドでごろごろしてるうちに日は暮れた。
今晩の夕食は、ミュージアムで買ったワインと乾パン(これが妙に美味い)
ファロルニのハムとサラミ、残り物のチーズに果物。昨日食べ過ぎたしね。
ところで、ここの水ちょっと変だった。
「この水は飲めるからね」と言われていたが、なーんとなくしょっぱいのだ。
しかもぬるぬるしている。
シャワーしてても、せっけんが流れたのかわからないし、ずっと微ミョーな泡がたつ。
スナワチ、温泉水ってことか?
最後まで聞きそびれたが、確かにトスカーナはテルメで有名だ。
残念だったのは、部屋にバスタブがなかったこと。
日本人に温泉とくりゃー肩まで浸かりたいよねー。
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夜中から早朝にかけて雷が鳴りものすごい雨が降ったが、カテリーナは気付かなかったらしい。湿って強くなった土とハーブの匂い、空気を胸いっぱいに吸う。健康的!
月曜の朝食は、前日のチーズをハムに変えたもの。朝から美味い。
この日は、40kmほど南のSienaまで遠出の予定だ。
9時半きっかりにファビオさんが迎えに来た。
時間に正確なイタリア人。。。いい加減な日本人。。。。
尾根沿いの国道に沿っていくつもの丘と小さな街を通り抜け、
カーブを曲がるたびに広がる景色に感動しながら南へ。
途中「あれが僕の町だよ」とファビオさん。
ええなーええなーあんな素敵なところに住めて。誇りなんだろうーなー。
シエナの中心部に近づくにつれ、車が増えて渋滞になった。
あれれれ。ものすごい観光バス。ものすごい観光客。
半分以上がお年寄りの団体。すごいねーー。「じゃあ、またここで」
シエナはパリオという競馬で有名な町で競馬が行われるカンポ広場を中心に広がっている。柔らかく写実的なフィレンツェと違ってシエナの芸術はなんとも幻想的だ。
突然の通り雨に見舞われながらも、洗礼堂、ドゥオモなどを見て廻る。圧巻。
広場の端でバロックを演奏してるアコーディオン奏者二人。絵になるねー。
日本でストリートミュージシャンってーとフォーク系が多いけど、和笛とか三味線とかどうなんだろ。やっぱり変か?
そしてまたまた高いところ。
広場に面したマンジャの塔。
約400段らしい。
とにかく狭い。
そのせいか入場制限をしていて30分ほど待たされる。
せまーい、でも上のほうはぬけぬけでおしりがこそばくなる、高ーい。
んーいい眺め。
ジェラートを食べ食べ、いろいろショッピング。
象の紋章が入った食器を買った。
ここのお店のシニョーラ、めっちゃかっこよかった、年のころはもう60過ぎか?
堂々としていてお洒落でおちゃめで商売上手で!
あんなふうに歳をとれたらいいな。てな感じで約束の時間。
待ち合わせの場所に戻るとファビオさんがすごく心配そうな顔をして「何かトラブルでもあった?迷った?」って聞いてくる。
「ううん、ぜんぜん」
?もしかして。。。
「3時」と勝手に思い込んでたけど「2時半」だったよーな。。。。
あーーごめんねー。
その後まだ予定があって、焦った彼はガンガンとばしまくった。
時間に正確なイタリア人。。。いい加減な日本人。。。。
次はワイナリー。すなわち、ワイン醸造所。試飲して買うところ。
に、連れて言ってもらう。
葡萄の種類とか熟成方法とかいろいろ説明してくれるけど、よくわからないニホンジンは自分が1番おいしいと思ったものを買った。
すーぱーとすかーな。
ふふふ。
グレーヴェに帰る途中に Castellina in Chianti という街に寄って散策。
ほんと、小さな町だけどすごく雰囲気がある、いい街だ。
宿に戻った私たちは、ぬるぬるのシャワーを浴びてひとやすみ。
昼間、雨が降ったり強い日差しを受けながら、ずーっと歩き続けて、もうふらふら。
夕食は8時半から。
本日のメニュー。
アンティパスト:オリーブとパプリカのマリネ、生ハム、サラミとポテトのカナッペ
プリモ:ペンネのサルシッチャ(ソーセージ)のラグーソース
セコンド:豚肉のローストプルーン風味
コントルノ:サラダ
デザート: アイスクリームの自家製リモンチェッロかけ
ほんとカテリーナって料理が上手!
今日は、カナダ人の夫婦が同席。
そろそろ引退を考えているというご夫婦は、3週間もかけてイタリアを旅行中らしい。
うらやましい!
女は皆買い物好きだとか、不動産の仕事をしていたとかで奥様と盛り上がる。
二度と会わないだろう人たちと、こんな話をするのも楽しい。
3日目の夜。
まるで我が家のように感じ始めたのに、もう明日はお別れだ。寂しいねー。
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