2017年11月27日月曜日

Peace Talk in KYOTO by Helen Jaccard

 さて、前回の記事で書いていたフェニックス関連情報です。


フェニックス・オブ・ヒロシマというヨットで核実験反対を訴えて来た家族。
その行動を始めたきっかけが、ハワイで出会ったゴールデン・ルール号でした。
そして、今尚、そのゴールデン・ルール号で世界を航海し続けているアメリカ人たちがいます。
そしてそのうちの一人である、ヘレン・ジャッカードさんが初来日され講演されることになっています。

そして、京都での講演会を主催しているのが、例の平和博物館のT女史なわけで。
で、そのお手伝いとして、フェイスブック上でイベントを作成しました。
私たちが字幕をつけた短編のドキュメンタリー「甦れ フェニックス・オブ・ヒロシマ」も上映されます。


ヘレン・ジャッカード講演会 
〜海を越え 核なき世界をめざす〜

日時:2017年12月18日(月)18:30〜20:30
場所:京都市下京区 「ひと・まち交流館 京都」第4会議室 (市バス「河原町正面」前) 
参加費: 500円
通訳あり 保育あり(要予約)
主催: ヘレン・ジャッカードさんを迎える京都実行委員会 
賛同: 核兵器廃絶ネットワーク京都







(追加情報)
12月13日の京都新聞夕刊に関連記事が掲載されました。




2017年11月23日木曜日

Save the Phoenix of Hiroshima

(English is below)



以前からご縁があって、翻訳でお手伝いしている立命館大学平和ミュージアム

そこでボランティアガイドをされているT女史からのお話で
今回は、米国はLAデルタに沈んじゃっている反核で世界を廻ったヨットを引き上げようのプロジェクトに関わっています。


広島名誉市民になられた平和活動家の故バーバラ・レイノルズさんと
戦後、米国政府の依頼で広島被爆者の研究をしていた故アール・レイノルズ氏の
子供であるテッド・レイノルズさん、ジェシカ・レンショーさんらによって
このヨットを引き上げて、平和のシンボルとして保存しようということになっています。


バーバラ・レイノルズさんの記念碑(広島)
Memorial to Barbara Reynolds in Hiroshima



大きな川の底に沈んでしまっているので
引き上げるのはそう簡単ではないそうですが
全世界から募金を集めてこのプロジェクトを成し遂げようとしています。
そして、引き上げたヨットを修復して展示などのために保存するには
さらに莫大な金額がかかると予想されています。


現段階では、米国内での募金活動を広めるためのウェブサイトがあり、
そこにはこのヨットがどのような経緯を得てどのような活動をしてきたのか
なぜ、今これを引き上げようとしているのかなど詳しく書かれています。

URLはこちら👇













来月12月には、反核活動家のヘレン・ジャカードさんが米国より来日され
東京から福島、京都、広島、長崎などを講演などで廻られます。
その間、フェニックス・オブ・ヒロシマについても募金活動をされる予定です。


が、残念ながらまだ日本語でのサイトや募金の方法などが確立されておらず
これからの数週間で準備をする予定でいます。
とりあえずは、メンバーのブライアン・カウデン氏が制作された
フェニックス号とそしてその活動に関わった人物たちの動画に字幕をつけるところから始めました。


もちろん、英語でも可能な方は是非 HP をご覧になって
賛同いただけるようであれば募金をお願いします。
ページ上の "Donation" をクリックしていただければ PayPal サイトにリンクします。


フェニックス・オブ・ヒロシマ号
海に浮かんでいる最後の姿
The last photo of Phoenix of Hiroshima afloat


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I've translated from time to time for Kyoto Museum for World Peace for more than eight years.Through a volunteer guide of the museum, Ms T, now I'm working with the project for salvaging a yacht which used to voyage around the world protesting against the nuke. And she is now deep sunken in the LA delta.


By peace activists including Ted Reynolds and Jessica Renshaw, who are children of late Barbara and Earle Reynolds, the project is underway to salvage and preserve this yacht as a peace symbol. Barbara was renowned activist and became honorable citizen of Hiroshima, Earle was the anthropologist who researched A-bomb victims in Hiroshima by order of the US government after the WWII.


Although it is not so easy to raise the boat as it rests on the bottom of a large river, they are dedicating themselves to achieve this project by raising a fund all over the world.
And to restore and preserve the sunken yacht, they have estimated that it requires a much larger amount.


There's a website for this fund raising where you can find details including what this yacht went through, how it was used for nuke protest, and why they are trying to raise it right now.

Here is the URL👇







If you share their commitment to preserving history and promoting peace, please consider donating today. 

Thank you.



2017年11月13日月曜日

Gamelan Week!

というわけで。


天平祭に引き続き、秋のガムランウィークは続きました。

私も大好きな、万博公園内にある国立民族学博物館。
いつまでたっても古く感じない黒川紀章の建物の中
世界中のありとあらゆる民族の展示がいっぱい。
あまりにも楽しくて一日中いられるくらいなのに
実は展示されているのは、収蔵品のほんの数パーセントだそうです。
さすが国立。
定期的に学者先生方によるセミナーやら、世界の映画上映やら
まあ、楽しいったらないのですが、
ミュージアムショップもタマラなく楽しく
ヨガクラスで使っているガネーシャのお線香立てもここで買いました。

おっと、熱く語ってしまった。

で、このミンパク、
なんと今年で40周年になるそうで、その式典に御誘いいただきました。

ホールにガムランをセッティングし、
ジャワダンスのお二人はタカラヅカ のように階段から降りてくる演出で!





こちらも二日前に練習があり、初めて聞く曲を2曲やりました。
苦笑。
いやあね、他のメンバーはインドネシア留学組がほとんで
もう何年もやってこられている方ばかりだし
「合わせるだけ」なんだけれど、こちとら初めて聞いたりするもんで。
それでも、大丈夫だとみなされて演奏に参加させていただけることがありがたく。


式典ということで、この日は女性陣は
「サングル」と呼ばれる髷を結いました。
もちろんやったこともないし持ってないので、お借りして結ってもらいました。


まあ、こんな感じです👇

日本髪にも似てますね
あまり違和感がないです


曲目は:
-Wilujeng
-Emplek Emplek Ketepu
-Puduastuti
-Udan Mas

演奏後は、パーティの立食ケータリングをご相伴させていただき
美味しいお料理とデザートをたらふくいただきまして
夕食分もしっかりお腹に収めて帰ってきました。







そして、

次は、同志社大学のSIED (Student Staff for Intercultural Events at Doshisha)に所属の
インドネシア留学生の方に呼ばれて行ってまいりました。

こちらは、文化を伝えるということでガムランだけでなく、
いろんな歌から衣装体験、村祭り体験とワヤンクリ(影絵芝居)までと
盛りだくさんでございました。
出演者のくせに、出番のないときは客席の後ろでこっそり見たりして
しっかり楽しんできました。いやあ、師匠は芸達者でおもろいです。



こちらはライブ感満載でこれまた楽しい



というわけで、あっという間の1週間、3回の出演。
学生時代にやってて帰国後呼ばれたロケンローバンドの方は
諸事情により全くご無沙汰となっている中、
秋ということもあり、これまた文化祭的な楽しさがあって
いやあ、人生面白いですわ。








2017年11月5日日曜日

Mitsuki Umashi Festival

なんやかやで、本帰国してすでに3年。
つまり、ガムランを始めてそろそろ3年が経ち。

最初は、南国の雰囲気が嬉しくて続けていたのが
やってるうちにどんどん欲が出てきて、だんだんと練習も真面目になり
ぼちぼちと人前に出る機会をいただき始め
今週はガムラン週間となっておりまする。

というわけで、奈良の平城宮跡で開催された
天平祭「みつきうまし祭り」にガムランで出演してまいりました。
今回は、もしかしたら人生で初めて1000人席の前に立ったかもしれない。
(実際は、あまりに広い敷地の中だったので全く1000人席には見えなかったけど)

数ヶ月前に先生から「出ませんか」と言われ
一ヶ月前には、まだ曲の全貌を理解しておらず
2週間前くらいにやっと理解し始め
結局、1週間みっちり自主練習して仕上げた感じで(苦笑)。



当日は、ブラスバンドの他に四川の変面・龍舞、韓国のタルチュム(仮面劇)に獅子舞が行われたステージで(詳しくはお祭りのサイトでどうぞ)、仮面がテーマだそうで我々ジャワ部隊も仮面で。



Klono Topeng
Lambang Sari  の2曲でした。



暑いくらいのいいお天気で
南に面したステージの上で顔面がジリジリやけましたワ

待ち時間や出演後は、会場を見て回ったり
屋台で食べたり、買い物したり、
兵庫から駆けつけてくれた友達と会ったり、
みんなで乗り合いドライブで大阪奈良を移動したり
いやあ、楽しい一日でした!



(以下、写真はいただいたものです)

Klono Topeng
本来は男舞だけど今回は女性が踊られました!
かっこよかった!!
曲調も激しく力強いのです

ゆったりと優雅な女舞は Lambang Sari
いつ見ても綺麗です

太極殿をバックにパチリ