三島由紀夫の「暁の寺」だと紹介されていた。
すっかりバンコク大好き、タイ寺院大好きな感じの私、
早速、本屋で「豊饒の海」4部作を買ってきた。
昔から本を読みだすと止まらなくなり
夜中も昼間もずっと家にこもって睡眠不足になろうが読み続けるので、
あまり本を買わないようにしているのだけれど
今回はどうも気になって。
三島由紀夫、晩年はかなり仏教に傾倒していたそうで、
この小説も生まれ変わりの話で。
根底に流れている哲学的なものはヨガにも通じるところがあって。
唯識やら阿頼耶識やら・・・
思っていたよりはタイはそんなにべったりは出てこなかったけれど
いやあ、なかなか面白い。
そして、やっぱりずっと読みふけってしまいました。
ただ、読んでるだけじゃダメだと思い、
床でずっとストレッチしながら片手に本を持って読んでいたおかげで
逆に体が柔らかく動かしやすくなりました。笑
小説として読みながらも
自分の心や生き方やなんやかやに当てはめて見たりして
色々考えさせられた作品でした。
最後の「天人五衰」の後、三島は自殺したそうで。
それもまた色々感じながらの晩夏の読書でした。
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