2015年11月9日月曜日

A Night of Court Dance

というわけで、ガムランの公演にでてきました。

先生たちと、普段からあちこちで出演している長年の経験者の方々などに混じって
ちょこっと演奏させていただきました。

数曲中の一曲は、宮廷舞踊の伴奏でなんと約20分の長さがあって
最初から最後まで、何度もテンポが変わり休む間がないという難しいもの。
去年帰国してから始めて週一のペースで練習してきただけなので
ピアノや三線、バンドなど音楽経験はあったものの
約2ヶ月前に曲が決まってからはなかなかハード。。。
週一回の練習ではとうてい無理ということで
我が家に鍋のような形のガムランが運び込まれ、本番にむけひたすら練習の日々。
(しかも9月はシンガポール行ったり遊んだりしてほとんど練習できず・・・)
なんとか最後まで止まらずに通せるようになった頃に初めて全楽器と合わせることになったら
これまた全く感覚が違ってややパニック気味。

そんなこんなであっという間に当日となり・・・

緊張感とワクワク感。
総勢18名の大所帯、楽器の設営もなかなか大変。
ライブハウスに行って、ちょちょっとセッティングしてちゃっと帰るのとはちょっと違う。
何も無いホールでの照明や音響、観客席の設営、それはそれは大掛かりで。
時期も時期なので、大学時代の学園祭を思い出す。
懐かしい感覚。

会場は中ノ島公会堂の集会室
立派です

リハ中


 
さて、私はというと・・・
シンガポールのアラブストリートで買ったサロンと、借りたケバヤを着て
格好だけは一人前、演奏は半人前(苦笑)。
なぜか、舞台前の緊張だけはあんまりしないんだよね。
まあ、何はともあれ、新旧友達や家族も駆けつけてくれ
大きなミスもなくなんとかかんとか無事修了。

おいしいインドネシア料理を食べつつ
昼夜二回の公演を終えて
撤収作業が終わった頃にはもう夜の10時。




長い一日があっという間。
当分、こんな大勢の前で演奏することなんか無いだろうな、と。

しかし、楽しかった!
これはやめられないなあ。


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