2015年11月17日火曜日

An Inspired Step to Another New Act

9月にシンガポールを訪れた際、
以前から親しくしていたゲイジュツカの友人といっしょに 
これまたゲイジュツカの同級生を訪ねにいこうということになった。

彼女の同級生は、マレー人と結婚してかれこれ10年以上マレーシアに住んでいるらしい。
私なんか4年日本を離れただけで、すっかり日本の感覚がおかしくなったというのに
そんなに長期間、しかもイスラム圏で暮らしているんだから
きっとかなりキテルはずだと予想した。(笑)

友人の提案で早朝のシンガポールから5時間かけて
高速バスでクアラルンプールまで行くことになった。
考えてみれば、飛行機で1時間とはいえ
チャンギ空港でチェックインが1時間前、KLのLCC(!)ターミナルに着いてから移動して・・・・
とか考えていたらそんなに時間変わらないんじゃないかと。
バスだと荷物をほとんど運ばなくていいし、イミグレもお気楽で、席だってゆったりしてる。
しかもマレー系お弁当までついてて片道SD50(約4500円)は安い!
帰りはマレーシアでチケットを買うともっと安い!

というわけで、
結構すいているダブルデッカーのバスの最前列で足を投げ出して
ゆったりゆっくり、ながーいガールズトークを繰り広げながら
たまにウトウトしながら、美味しいサンバルがついてるお弁当食べながらKLまで。

ちゃっちゃと行けばいいのに、地下鉄でKL中心部に着いたらお茶したくなってホテルのロビーでだらだら。

重い腰を上げて中央駅から電車に揺られて約一時間、
そこからまたタクシーで10分くらい、ようやく同級生んちに到着。
結局、シンガポールの友達んち出てからなんと8時間の旅、すっかり夕方になってしまった。
ゆったりおしゃべりしながら、超リラックスしての移動だったもんで
全然疲れてはいなかったんだけど。(笑)

さて、到着して友達の同級生に会ってみれば
なんと、私達の中で一番日本人らしくきちんとまともで
ステキな(でもしっかりオモローな)女性だった。(ははは)
料理がうまくて、日本食もマレー料理もお菓子もパンもピザもぱっぱと作っちゃう。
もちろん彼女の描く絵もステキで、なにより器用な彼女の手で作られる
アクセサリーがかわいくてステキで!
マレーシアで販売してきたけれど、最近、シンガポールでも売り出したと。
ハンドメイドだから一点もので、それで値段は全てリーズナブル。
たくさんある在庫の中から決めきれずに、いくつかまとめて購入してウハウハ。
最近は気に入ったブレスレットを毎日してるので、すっかり汚れてきてしまうほど。
(そろそろ洗わないとなあ)

聞くと、日本に向けてもオンライン販売していたけれど、いろいろ大変で休止中だという。
なら、暇人の私がやればどうでしょう?と、話はとんとん拍子で。

というわけで、お手伝いすることになったのです。
それがこちら。

11月末まで送料無料セール中です!
 


ほらね、また新しい道を歩き始めたよ。
ほんと人生って面白い。




2015年11月9日月曜日

A Night of Court Dance

というわけで、ガムランの公演にでてきました。

先生たちと、普段からあちこちで出演している長年の経験者の方々などに混じって
ちょこっと演奏させていただきました。

数曲中の一曲は、宮廷舞踊の伴奏でなんと約20分の長さがあって
最初から最後まで、何度もテンポが変わり休む間がないという難しいもの。
去年帰国してから始めて週一のペースで練習してきただけなので
ピアノや三線、バンドなど音楽経験はあったものの
約2ヶ月前に曲が決まってからはなかなかハード。。。
週一回の練習ではとうてい無理ということで
我が家に鍋のような形のガムランが運び込まれ、本番にむけひたすら練習の日々。
(しかも9月はシンガポール行ったり遊んだりしてほとんど練習できず・・・)
なんとか最後まで止まらずに通せるようになった頃に初めて全楽器と合わせることになったら
これまた全く感覚が違ってややパニック気味。

そんなこんなであっという間に当日となり・・・

緊張感とワクワク感。
総勢18名の大所帯、楽器の設営もなかなか大変。
ライブハウスに行って、ちょちょっとセッティングしてちゃっと帰るのとはちょっと違う。
何も無いホールでの照明や音響、観客席の設営、それはそれは大掛かりで。
時期も時期なので、大学時代の学園祭を思い出す。
懐かしい感覚。

会場は中ノ島公会堂の集会室
立派です

リハ中


 
さて、私はというと・・・
シンガポールのアラブストリートで買ったサロンと、借りたケバヤを着て
格好だけは一人前、演奏は半人前(苦笑)。
なぜか、舞台前の緊張だけはあんまりしないんだよね。
まあ、何はともあれ、新旧友達や家族も駆けつけてくれ
大きなミスもなくなんとかかんとか無事修了。

おいしいインドネシア料理を食べつつ
昼夜二回の公演を終えて
撤収作業が終わった頃にはもう夜の10時。




長い一日があっという間。
当分、こんな大勢の前で演奏することなんか無いだろうな、と。

しかし、楽しかった!
これはやめられないなあ。