というわけで、帰国後の私。
4年というのは、大学と同じ期間、中学、高校よりも長く小学校よりは短い。
大人になると一年一年は短く感じるけれど、それは結構それなりの影響力をもつ。
終わってみれば、あっという間のシンガポー生活だったけれど
親友といってもいいくらいの友達ができ
訛った英語を話すようになってしまい
家のご飯のレパートリーにアジア料理が増え
日本の中華料理に物足りなさを感じるようになり
飛行機に乗ったり外国に行くことに特別感を感じなくなり
どこでも聞こえてくる日本語(特に車内アナウンス)がうるさい
毎朝起きて仕事に行くなんて考えられない。。。(それは違うでしょ)
そのなかでも一番感じたのが、あっちに行ったときと逆。
「日本は堅苦しい」
東南アジアはいい加減で、約束守らないし、顧客対応は最悪で遠慮が無い、
と思っていた。
それに慣れてしまった私、
日本は堅苦しくて、柔軟性がなく、必要以上に丁寧ではっきりものを言わな過ぎる、
と感じるようになってしまっていた。
変な話だけど、日本の生活にスっと馴染めない。
一年以上たった今では、日本の生活は普通だし元に戻った感はあるにはあるけれど。
いい年した大人がこれだから、子供ならもっと大変に違いない。
そんなとき、先に帰国していた友人に誘われて始めたのが
インドネシアの楽器、ガムラン。
昔バリに行ったときから興味もあったし、もともと楽器は好きだし。
何より、インドネシアっぽい空気感の中で堅苦しくない人たちといるのが心地よかった。
で、そのガムラン、楽しくてゆるーく続けてきて、生活の一部になりつつあるけれど、
今度、大きなホールで演奏することになりました。
デビュー?(笑)
てな感じで、ずっと日本にいたら通らなかったであろう道を歩いています。
0 件のコメント:
コメントを投稿
いろいろ書き込んでいってください。
Please leave your message or comment.
Thank you.