2015年10月24日土曜日

みちはつづく

京都は龍谷大学のミュージアムに
アンコールワットの石仏展を見に行ってきた。
http://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/sp.html

年のせいなのか、なぜか最近仏像が気になる。
優しい顔をした綺麗な仏様は、見てても飽きない。
その中でも、やっぱりなんとなく自分と似ているせいなのか(笑)
東南アジアとかインドの彫刻に惹かれる。
 


龍谷ミュージアムに行くのは今回初めてだったけど、
建物がとても素敵。
堀川通の周りの旅館や本願寺さんと一体化してて
さりげないのに、それでいてかっこいい。

テンション高いまま中に入ると
そこはもうヒンズー&仏教の世界。

学校がキリスト教だったおかげで
自然とキリスト教の教えや聖人の名前や
聖書の逸話などはいくつか知ってるくせに
実は仏教についてはほとんど何も知らない私。
ヨガを始めて、ヒンズー教について色々知ることになったけど
これまた最近宗教が面白いと思う。

信仰でなく、単に文化や芸術、物語としてみると
かなり斬新でそれぞれがユニークで奥深い上に
どんどん融合し分化して変化していくところが
ファッションにも似ていて。

しかも、遺跡好きな私。
出る頃には、もう
アンコールワット、いつ行こう?状態。

ショップで売ってたガネーシャ柄のトートバッグ、
最後まで後ろ髪引かれたけど我慢した。

ほら、昔はアジアに興味なかったのに
また違う道を辿ってる。



2015年10月17日土曜日

前の道、後ろの道

というわけで、帰国後の私。

4年というのは、大学と同じ期間、中学、高校よりも長く小学校よりは短い。
大人になると一年一年は短く感じるけれど、それは結構それなりの影響力をもつ。

終わってみれば、あっという間のシンガポー生活だったけれど
親友といってもいいくらいの友達ができ
訛った英語を話すようになってしまい
家のご飯のレパートリーにアジア料理が増え
日本の中華料理に物足りなさを感じるようになり
飛行機に乗ったり外国に行くことに特別感を感じなくなり
どこでも聞こえてくる日本語(特に車内アナウンス)がうるさい
毎朝起きて仕事に行くなんて考えられない。。。(それは違うでしょ)

そのなかでも一番感じたのが、あっちに行ったときと逆。

「日本は堅苦しい」

東南アジアはいい加減で、約束守らないし、顧客対応は最悪で遠慮が無い、
と思っていた。
それに慣れてしまった私、
日本は堅苦しくて、柔軟性がなく、必要以上に丁寧ではっきりものを言わな過ぎる、
と感じるようになってしまっていた。

変な話だけど、日本の生活にスっと馴染めない。
一年以上たった今では、日本の生活は普通だし元に戻った感はあるにはあるけれど。
いい年した大人がこれだから、子供ならもっと大変に違いない。

そんなとき、先に帰国していた友人に誘われて始めたのが
インドネシアの楽器、ガムラン。
昔バリに行ったときから興味もあったし、もともと楽器は好きだし。
何より、インドネシアっぽい空気感の中で堅苦しくない人たちといるのが心地よかった。

で、そのガムラン、楽しくてゆるーく続けてきて、生活の一部になりつつあるけれど、
今度、大きなホールで演奏することになりました。
デビュー?(笑)



てな感じで、ずっと日本にいたら通らなかったであろう道を歩いています。

2015年10月14日水曜日

もう10月だし

あっという間にもう10月。
え?こないだのブログ書いたの3月?ありえーーん。

まあ、もともと、このブログを始めたきっかけは、
海外に住む私を心配しているであろう両親に向けて
そして、どうしてるんだろうと思ってくれているであろう友達に向けて
発信していきたかったから。
だけど、こうして帰国してしまったら、別にいちいち報告する必要もないわけで。

どうしたもんかと思ったけれど
考えてみれば、今の生活、元いた家に戻ったわけだけれど
シンガポーに行く前とは全く状況が変わってて
そのほとんどがシンガポーに居たことで、そしてシンガポーで経験したことが元で
始まっていることが多いことに気づいた。

第2の故郷やね、もう

実は、日本帰ってから、シンガポーには既に2回行ってて
やっぱりというかなんというか、シンガポーは私の一部になってしまっているのだね。
2014年の年末、そして2015年の9月。年一回ペース?

じゃあ、このまま書いていってもいいかな、と。
ブログを書くって、結構自分の頭の整理にもなるしね。

というわけで、今日は再開する決心をしたということで、お、わ、り。