2012年3月30日金曜日

Weekend Outing

運動がてらに毎週末、そこらを散歩するのが習慣になっている私達。
あちこち出かけて、熱帯の気候のなか歩くことにも随分慣れた。
問題は、同じところばかり行っても飽きてくるということ。
そこで最近の流行のテーマは、「MRTのハシッコまで行こう」(笑)

シンガポールには、MRT(Mass Rapid Transit)と呼ばれる電車が走っている。
街の中心部では地下を走っているので、「地下鉄」と言ってしまったりするが
North-South line(赤で表示)、North-East line(紫)、East-West line(緑)、Circle line(黄)の4線だが、
めんどくさいので red line とかpurple line とか言ったりする。
関西人的には、御堂筋線とか谷町線、中央線と言いたくなるのだが
どうもこれは私だけのようである。。。。

さて、NS line の終点はMarina Bay と Juron East だが、
Marina Bay は埋立地で開発中だから行っても仕方がないし、
Juron側はEW lineと繋がっているのでハシッコにはならない。
CC line は Dhoby Ghaut からぐるっと廻って Harbour Front まで。
どっちも他の線と繋がっていてしかも街の中である。

残るは、NW line と EW line。

NW lineは Yellow line と同じく Harbour Front から出ているが
北は Punggol というなんとも不思議な響きの場所が終点だ。 

というわけで、とある週末、Ez-link (イコカ、スイカみたいなもの)を片手にいざ Punggolへ!

・・・・となったのだが、着いたところは、なーんにもない場所だったのであった。
開発中の住宅地そのものの駅前。
HDB(公団住宅)群が立ち並び、大規模な開発工事が進んでいる一画には
そこだけキレイに整備された川沿いの公園があるだけ。
写真を撮る気もしなかった。。。


それで翌週は、EW line のPasir Ris に行って見ることに


Changi 空港に行くときにいつも乗り換える Tanah Merah から北へ進む。
このあたりは、空港が近いこともあって企業も多く、結構開けている。
ほどなく終点に到着。


・・・駅前は、街の中心部とさほど変わらない。
あえて言えば、表示や広告の中国語率が高く感じるくらいか。
どこにでもあるお店が入ったモールとスーパー、そしてフードコート。
が、反対側には海峡の海岸沿いに公園があった!


相変わらずドでかい熱帯の林に芝生。
レンタサイクルやインラインスケートを楽しむ人がいっぱい。
そうそう、こういうのが見たかった、ハシッコで。
Botanic Garden や Fort Cunning もいいけれど、
広々してるし、なんとなくローカルっぽくてのんびりしているのがいい。
海がすぐなので、マングローブの林の中の遊歩道もある。
鳥がいっぱいいるみたいで、大きな望遠レンズをつけたカメラを持った人を何人も見かけた



カニがいる

そして、海!
いつもと反対側の海だ。
そしてウビン島をはさんだ海峡の向こうはマレーシア。(いつも見てる方はインドネシア)





ココナッツ注意!の看板

公園で週末を楽しんでいる人たちを見ながら、二人で言い合う。
こんなとこに住むことになるなんて考えたこともなかったねーーー。
えらいとこに住んでるねー(笑)。
そんなことを言い合いながら、なーんか平和で幸せだなーと思う。

2012年3月10日土曜日

Exploring Local Area

このところ、本帰国する人の送別会があったりと
徐々に自分の帰国する日が近づいてくるのを感じて(まだ未定だけど)
妙な焦りが沸き起こってきた。

今のうちに行きたい場所に行っておかないと!
今のうちにやりたいことやっておかないと!
今のうちに食べたいもの食べとかないと!

というわけで、最近の週末はローカルフードの名店を「徒歩で」よく行く。
(また食べ物か!)
今回は、MRT の Kallang 駅近くにある、Jalan Sultan Prawn Mee を目指した。

到着したのは、昼の1時過ぎ。
店の周りはところ狭しと車(高級車もある)が駐車されていて、店内は満席。
なんとか食べ終わったテーブルを見つけて確保してからオーダーに行く。
そう、Self Service なお店だ。

私は普通のPrawn mee の dry タイプ(スープじゃなくたれで食べる)、
ダンナは豚肉の入ったスープの方を。どちらも$5(約320円)。

Dryタイプには、別にスープがついてくるので、それをずるずる飲みながら
ピリ辛のソースと揚げ葱で食べる。

正直、そんなに期待していなかった。その辺で食べるのとそう違わないだろうと。

が!

エビの出汁が濃厚で臭みもない!
具のエビが程よい火通り加減で甘い!
麺もおいしい!もやしとニラがシャキシャキうまい!

あっという間に完食。これは、間違いなくまた食べに行くと思う。


Dry type

Soup type with pork

 ところで、所変わればなんとかで、
中華系の人たちは食事時、右手にお箸、左手にレンゲという風に両手を使うことが多い。
それに、エビの殻なんかはどんどんテーブルに直に置く(か、床に落す!)。
最初はそれがなんとなく馴染めなかったのだけど
最近はすっかり両手でがっつけるし、テーブルも汚せてしまう。
日本に帰ってこの癖が出ないようにしないと、、、と思うこのごろ。




というわけで、空模様があやしくなっているのに
そのまま Gaylan を通ってKatong までクエ(ローカルのお菓子)を買いに行こうということになった。

やっぱり、途中で激しい雷雨にみまわれた。
でも、別に急ぐこともないし、ずっと続くお店の軒先で雨宿りすること約40分。
たいていの雨は、だいたい1時間待てば止む。

HDB(公団住宅)の谷を抜け、高級住宅地の前を通り
ガネーシャのお寺を見学し
かのラクサ激戦区を横目に通り過ぎ(かなり誘惑されたがお腹がいっぱいで無理)
やっと目当てのお店に到着。

最初に来たときは、平日だったせいかもしれないけれど、
なんとなく寂びれた場所だなぁと思ったが
カトンモールが新しくなってから、なんとなく一帯が賑やかになったような気がする。
クエを買い、数件のペラナカンのお店を覗き、パイナップルタルトを買った。
帰り道、餃子の美味しいお店で、夕食用に冷凍のものも買った。

帰宅してから、ゲットしたお菓子で tea time。

やっぱり match するねぇ、ニョニャウェア♪

ココナッツたっぷり

てな具合で、ローカルを楽しめた一日でした。

「そんなに歩くのなら、自然保護区や貯水地に行って歩けばいいのに」と友達に言われたけど
ローカルのベタな街を歩いて、人を観察したり、時代錯誤なお店を覗いたり
新しい美味しそうなお店を見つけるのが、実は楽しい。