ディーパバリは、「光の列」という意味で、悪に対する善の勝利、闇に勝った光を祝うお祭だそう。
いろんな言い伝えのなかでよく知られるのが、ナラカスラのお話。
悪の象徴ナラカスラは暴君政治で王国を支配したので、家臣らがマドゥラの主教クリシュナに助けを求めました。善の象徴クリシュナが戦闘でナラカスラを破り凱旋した夜、新月で街は暗闇に覆われていました。人々はクリシュナを歓迎し、その勝利を祝福しようとランプを灯しました。この時以来、ヒンドゥー教徒はオイルランプを灯し、主教クリシュナが暴君ナラカスラに勝利したことを祝います。
Little India では、毎年この時期になると1ヶ月くらいの間、道路沿いに電飾が飾られる。
去年のモチーフは象だったんだけど、今年は孔雀。孔雀年とかあったりするんだろうかとつまらないことを考えたりする。
一年中の毎週末に繰り広げられる大インド人集会(と勝手に言っているが、本当に大勢のインド系の人たちが集まってくるのだ!!)に輪をかけて、ここ数週間大勢の人々がやってきて、お買い物したりブラブラしたりしていた。広場や裏通りに大きなテントも作られて、日本の縁日みたいにいろんなお店が出る。洋服、雑貨、Deepavali用飾りつけグッズ、お菓子、スナック、ヘナアート、電化製品などなど。どうもそういう場にいると何か買いたくなるのが人の心理というもので。。。お菓子を大量に買い込んでしまった。お店のお姉さん、おまけしてくれたのでほんとに大量に。
観光客もいっぱいくる |
色使いが派手!キレイ! |
前夜には、Race Cource Road にステージも組まれて歌や踊りの前夜祭があり、深夜0時(つまり年明け)には花火大会となかなか賑やかである。出稼ぎの若者が多いせいか、みんな元気でテンションが高くて深夜2時くらいになってもあちこちで大騒ぎしていた。
夜はこんな感じ |
ヒンズー寺院も電飾でキラキラ |
翌日の休日。やっぱりインド系の人たちが集まっている。
朝から雨続きだったから、いつもの広場の芝生に座れないから、あっちいったりこっちいったり。
カレーっぽいのをつまみに、缶ビールをストローで呑んでたりして、なんだかいつもよりやっぱりにこにこと楽しそうだった。
ところで、日本の初詣を彷彿させる本当にすごい混雑の中歩いていたのだけど、インドの人たちってみんなとても礼儀が正しい、と私は思う。シンガポーで街を歩くと、結構人がぶつかってきても怖い顔をされたり、なぜかまっすぐこっちに向かって歩いてくる人がいたりするのだけど、基本的にインドの人達はぶつからないように気を使っているように思う。ぶつかってもすぐに「Sorry!」と必ず言うし。あのスパイシーな匂いさえなければ、もっと好きなんだけど。
ご近所の玄関先には かわいいアートが |